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感情的な食事(エモーショナル・イーティング)

かつての拒食症を脱し、10年ほどで20kg増量しました。
痩せすぎから軽肥満へ一直線です。わお。

感情的な食事(エモーショナル・イーティング)、というものがあります。
というと、ストレスからくる爆食いのイメージがあるかもしれませんが、わたしの場合は悲しみゆえに食べませんでした。

感情は一時的なものもありますが、長期化すると信念になるようです。
悲しみは無価値感になり、やがて生の拒絶になる。そして、食べないことを選択し続けた結果、拒食症になった感じ。
いつしか生を肯定するようになると、悲しみと結びついた空腹を避けるために、常に食べている状態に。

これ以上の体重増加は危険。
ということで、人生初の本格的なダイエットです。
慣れ親しんだ食べない選択、16時間断食。
「断食トラッカー」なるアプリが時間経過とともに体の状態を教えてくれるので、食べないことが楽しくなっています。
すごい。

悲しみが楽しみに移行しただけなので、本質的には何も変わっていないのですが。
今はこれで十分。

成果は、開始から2週間で3kg減。
ゆっくりいくとしましょう。


悲しみのしがみつく手をひとつづつ剥がす、さうして白を極める
──烏有

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