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岩井俊憲、長谷静香「看護師のためのアドラー心理学 人間関係を変える、心に勇気のひとしずく」

・本書は、アドラー心理学実践の第一人者である岩井俊憲氏と、勇気づけセミナー講師、メンタルコーチ、看護師として活動する長谷静香氏が、医療現場などで、あなたの心の勇気を満たす「アドラー心理学」の実践方法について解説した1冊。

・アドラー心理学は、
①自分を人生の主人公にする
②過去や原因を見るのではなく、未来の目標に向かう
③人間関係に悩むすべての人に役立つ
④いろいろな視点を知る
⑤自分、周囲を勇気づける
という5つがポイントである。
・アドラー心理学は、過去にどんなことがあったとしても、自分のまわりの環境がどうであったとしても、あなたは「あなたの人生を実りあるものにすることができる」というメッセージを伝えている。
・「今のあなた」は、今までのあなたが、作り出したものである。そして、これからのあなたを作り出すのは、今のあなたなのだ。
・私たちは誰でも、ある問題が起こった時、どのような対応を選ぶか、の選択をしていると捉えると、自分の人生のさまざまな場面で、どんな生き方も選択できるのだ。
※①〜⑤の詳細については、本書をお読みください。

・看護師という仕事は、業務自体の大変さもあるが、人間関係における大変さも計り知れないものがある。
・また、とてもやりがいがあり、責任感や貢献感を感じることができるのが看護師の魅力である。
・しかし、人間関係に疲弊し、「続けたいのに、続けられない」という人もいる。そこで役に立つのが「アドラー心理学」である。
・アドラー心理学で、見方、考え方、視点を変えることで、人との関わりがラクになったり、よりよい関係性を築けたり、そして、ひいては生きるのがラクに楽しくなるかもしれないのだ。
※ある大法則を知っていれば、心がラクになるなど、アドラー心理学を職場に活用した方法についての詳細は、本書をお読みください。

・本書では、「アドラー心理学ってどんな心理学?」「人間関係がラクになる!コミュニケーションの取り方(職場編・患者編)」「夢を実現するために、看護師としてモチベーションを高める」「あなた自身とあなたの家族のための勇気づけ」「人間関係をスムーズにする他者への勇気づけ」という章で構成されており、「あなたの言い方がわかる言い方の4タイプ」「ネガティブ思考が、絶対悪いわけではない理由」「より良い豊かな人間関係に必要な二本柱とは」「なりたい自分になる方法とは」など、疲れた心の処方箋として、元気や、やる気、勇気が湧く方法が収録された内容となっている。

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