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アカリ・リッピー「5つのステップで「私」が変わっていく 人生が好転するアーユルヴェーダ」

・本書は、スリランカに渡り「アーユルヴェーダ」を修行し、帰国後は、20000人以上のライフスタイル改善のサポートを行い、日常で簡単にできるセルフケアを伝え、幅広い年齢層の女性から支持を得ている著者が、自身のアーユルヴェーダ、古今東西の哲学に触れ、「在り方」が変わり、人生がガラッと好転した個人的な体験を、美容・恋愛・仕事・お金・人間関係の5つのステップを通して、「成功法則」のようにまとめて伝えた1冊。

・アーユルヴェーダとは、インド・スリランカ発祥で、現在でも医療として政府から認められ、医師免許も存在する、立派な「医学」。
・アーユルヴェーダは、日本では医療ではなく美容やリラクゼーションのカテゴリーに入る。
・著者は、アーユルヴェーダを実践し、体が整い、心が楽になって、結果的に人生が好転していった。

・私たちは、「体が整っていないと、絶対、心が整うことはない」と著者は語る。なぜなら、感情というものは、体の状態によって左右されるからだ。頭で「ポジティブシンキングしなきゃ」と必死に考えるより、食生活を整え、規則正しい生活をして、ホルモンバランスが整えば、結果的に自己肯定感が育まれやすくなり、自分に優しくする余裕ができるのだ。
・心と体を整えるには、「暮らし方」、つまり早起きや掃除などをすることも大きく影響する。余裕のない不規則な生活は、余裕のない不安定な心と体を育む。だからこそ、著者は「体=精神=暮らし方」と考えるのだ。
※著者のアーユルヴェーダとの出会いからどのように変化していき、どのように考えるようになったかの詳細は、本書をお読みください。

・恋愛で失敗を繰り返す人、あるいはパートナーとの関係が悪化している人は、
①いい男はいい女を選ぶ
②結局、外見は大事。でも外見は中身とイコール
③体質を知れば、勝手に「好かれる女」になる
というアーユルヴェーダ的な「在り方」の3ぬのルールを頭に入れておくと、つらい恋愛から抜け出せるかもしれない。
・まず、恋愛において「在り方」を変えるために捨てるべき思考が、「いい男がいない」という思い込みである。
・この思い込みがあるせいで、多くの人は「理想の男性」という幻想を追いかけて無駄な時間を過ごし、付き合ってはみたものの、「思っていた人と違った」と別れを繰り返すことになるからだ。
・著者自身も、10代〜20代は「いい男がいない」と恋愛ジプシー(彼氏ができても長続きせず、すぐ次の人へ乗り換えてしまう人)を繰り返してきた。
・しかし、「恋愛」「モテ」についてもう勉強し、気づけば13カ国の男性とお付き合いしていた。
・だが、その時「スペック」で付き合う人を選んでおり、「相手の男性には大変失礼な向き合い方をしていた、自分が薄っぺらな恋愛しかしてこなかった」ことを思い知り、「お互いに本質と向き合える人と出会わないといけない」と気づき、ある法則を理解し、小手先のモテテクニックは一旦置いて、人間的に魅力のあるじよせいになることを目指すようになった。
※その「ある法則」については、本書をお読みください。

・本書では、「著者のアーユルヴェーダとの出会い」「アーユルヴェーダで、最高のパートナーシップを創り上げる方法」「アーユルヴェーダを通じて変化した著者の使命とは」「本当の意味で豊かになるための4つの実践ポイント(支払いに感謝するなど)とは」「理想の関係を築くコツ」など、恋や仕事、人間関係といったあらゆる面においてすべてうまくいく「成功法則」が紹介された内容となっている。
・また、現在の自分自身の状態について分析できる「ウィグルティチェックテスト」も収録されており、ご自身がどの状態(ワータ(鳥)エネルギー・ピッタ(虎)エネルギー・カパ(アザラシ)エネルギー)かがわかりますので、ご興味ある方はご一読ください。

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