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吉武麻子「目標や夢が達成できる 1 年・1 カ月・1週間・1 日の時間術」

・本書は、疲弊せずに毎日を楽しみながら仕事のパフォーマンスもあげていく「タイムコーディネート術」を考案し、のべ3000名以上に指南するタイムコーディネーターで2児の母でもある著者が、誰もに平等に与えられた1日24時間という財産で、目標や夢を達成するための方法である「分解時間術」について解説した1冊。

・ほとんどの人が、目標の立て方や、目標を達成するための計画の立て方を、学校で教わったことがない。
・大人の場合、10代と同じような体力はないので、目標のために動ける時間は限られるようになる。なので、計画の立て方、時間の使い方が自己流の場合、行動力で切り抜けることになりかねないのだ。
・目標達成や、夢を実現したければ、行動量はもちろん必要だが、やみくもな行動は自分にムチを打つだけで、いずれ自分の首を絞めることになる。
・大事なことは、目標を立てることではなく、目標達成までの計画の立て方、つまり、時間の使い方である。
・目標が達成するまで、夢が叶うまで、自分が動き続けられる行動計画を立てることが重要である。

・目標達成するために必要な要素があり、大きく分けて、
①達成したくて仕方がない「目標」
②実行可能な計画
③未来を変える今すぐの行動
の3つが挙げられている。
・ます必要なのは、①の「どうしても達成したい「目標」である。
⑴やりたいことを「これです!」と自信を持って言える
⑵やりたいことの領域には入っていて、近いところまではきているけど、まだ「これです!」とは言い切れない
⑶やりたいことはよくわからないけど目標が第三者によって決められている。甘いことは言っていられないので、とにかく目の前のことをやらなければと考えている
という⑴〜⑶の中のどの状況かをまずは把握すること。
・どの状況であっても、やることは「動き出すこと」なので変わりはない。動かなければ現実は何も変わらないからだ。
・自分の状況を把握しておくことで、自分が動く意味や目的、方向性を見失わずに済む。
・ざっくりとした場合、その目標が実現したあとの自分の姿を描いてみること。
・その際、「どうなりたいか」ではなく「どうありたいか」で考えるのがポイントである。
・目標を達成したときの自分、達成したあとの自分を想像することで、終わりのないランニングマシンを走り続けるのではなく、自分の生きたい人生を自分で舵取りして実現していくことができるのだ。
※①〜③、⑴〜⑶の詳細については、本書をお読みください。

・本書は、「目標達成は計画が8割」「1年目標の分解計画術(1年目標→3ヵ月目標)」「1ヶ月目標に分解する(3ヵ月目標→1ヵ月目標)」「1週間・1日の目標に分解する(1ヵ月目標→1週間・1日目標)」など合計7章で構成されており、
◇目標を立てても達成できない3つの理由
◇長期目標5つのワナ
◇時間に追われない優先順位の付け方
◇行動し続けるための3つのポイント
◇どうすれば時間を生み出せるか
など、目標や夢を達成するための誰でも取り組める時間の活用法について紹介した内容となっている。

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