見出し画像

桜のような僕の恋人

みなさんどうもおはこんばんにちは。
ichiです。


本日も読了記事ですね!

今回はずっと僕の積読本のメンバーだった子ですね。
満を持しての登場です。

次読もうと思っていても、新入り達に先を越され続けていた本です。


やっと読めました!

さっそくいきましょう!


あらすじから参ります。


自分の店を持つという夢がある美容師の美咲。

そんな彼女に惹かれた青年、晴人。

美咲にふさわしい男になりたい一心で、晴人は昔あきらめたカメラマンを目指し、奮闘する。

そんなまっすぐな晴人に、惹かれはじめる美咲。
やがてはふたりは付き合うことに。

順調に愛を深めるふたり。

しかし、そんなふたりに試練が訪れる。

美咲があまり例を見ない難病にかかってしまう。




僕は、この物語を読む前、きみすい的なのをイメージしてました。

女の子が難病にかかって、ふたりの残された時間を特別なものにしていく。

きみすいがヒットして、結構似た雰囲気の物語を読んできたので、今回もそんな感じなのかなと。
(ここで勘違いして欲しくないのですが、否定的な意味ではないです。むしろ大好物です。涙活最高!!)


しかし、物語の構成?が違っており、思いもよらぬ方向から涙腺を刺激されました。



そして、こういった物語はやはり、心理描写がえぐいですね。


心をきゅッと鷲掴みされたみたいに、苦しくなります。
そのあと涙腺をぐらぐらと揺さぶってきます。


そして本作は、晴人、美咲以外の人間の心理にもスポットが当てられます。

登場人物の気持ちを考えると、本当に切なくて、なんともやるせない気持ちになるんですよね。

本当に、涙なしでは語れない物語でした。


本作を読んで、
僕は、今を大切に生きようと本気で思いました。
周りにいる大切な人との時間をもっともっと大切にしたいと思いました。

大切な人と当たり前のように過ごせる幸せを、
何気なく生きれる日常を。


確かに、生きていれば、嫌なことも、苦労することも、困難なこともある。


しかし、何かを抱えながらではあるけれど、生きている。


そんな当たり前を、感謝して明日からまた頑張っていきたいと思います。

本当に切ない物語でした。

でも読んで良かったです。


文章もとても読みやすく、世界観にどっぷり浸れるので、いろんな人にオススメできる一冊です。

気になりましたら是非手にとってみてください。


ではまた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?