弟が産まれてもなかなか帰ってこない間にガールスカウトへ

生まれたての弟を連れて母の実家に帰っている母親。

きっと祖母に任せ、好き放題、怠け放題したのでしょう、

産後も妊娠中毒症になり、また入院しました。

どんだけ………。

弟は祖母が母の実家で面倒を見ていたそうです。

母は。入院

私はまた。1人でいつ帰ってくるかよくわからない父親と暮らし、近所から炊き込みご飯もらっていました。

一度、父親がハンバーガーショップに気まぐれで連れてってもらったのだけど、何故か申し訳なさすぎて、

思う様に食べられなかった。

子供ながらに遠慮していた。

その後、回転寿司に連れてってもらったのだけど。私に選ぶ権利はなく、

父親が「大将!納豆巻き!」と、父親が頼んだものだけ。
流れてくる皿は見ても意味がありません。

父親が「もっと食べるか?」と聞いて来て
,私が「あ。じゃあ。納豆巻きもう一つ」

と、わざと父親が選んだやつ、美味しかったよ!と言うアピールをする様にしていました。

それに、お前のために、お前のために、という、負担姿勢にすごく疲れるし、気遣い疲れが嫌で、外食なんて何も楽しくありません。

やっぱり1人でいいやと思いました。

私に兄弟姉妹がいればいいのにな…

図書館のポスターで、ガールスカウトは姉妹だ!みたいなものがあって

コレだ!!!!!、
と思って、父親におねだりしたところ、ずっとダメだと言われていたのに

ある時、良いよって言われて

晴れて、姉妹ができる!と天にも昇る嬉しさでした。

ガールスカウトの活動は土日

元々、我が家の土日は大人の時間で、子供は邪魔と言う空気感だったので

土日に出て行けるのは最高の喜びです。

ガールスカウトは「お寺」の中にありました。

仏教の話が多かったし、ブッダ誕生は叩き込まれましたが、世界のガールなので、キリスト教や、他の宗教の勉強も多少知識として教えられました。

来ている子は、大体元気でしたが、中には病弱な子もいて、親に強くなるために入れさせられたと言っていました。


ガールスカウトは、そんなに安く無かったのか、貧乏人はいませんでした。

姉妹で入ってくる子は、大体辞めます。

だって元から姉妹がいるのに、更に要らないでしょう。
と言った感じで、ひとりっ子が多かったし、皆んな寂しい、寂しいと言っていましたし、

一人っ子独特の純朴さというか、意地悪さが無かったです。

リーダーは中学生、高校生、社会人といるのですが、社会人リーダーは、本当に優しく、一緒にロープの結び方

マムシ対応

シーターホン(これはガール用語で、ガールスカウトに入ったらまず作る敷物)作成を、ぴったり寄り添って教えてくれるのです。

お姉ちゃんが出来た様な幸福感に包まれ、

孤独すぎて宇宙人と交信していたのは辞めましたし、頭の中に誰かが話しかけてくることは、減りました。


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