「浅瀬仇波」を考える
あさせあだなみ
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思慮が浅い人は、気にする必要がないどんな小さな出来事でも大騒ぎすることのたとえ。
深い淵より、浅瀬のほうが激しく波が起こることから。
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「浅」 ①水面と底とが近い。水中で水面に近い。
②奥行がない。深みがない。あさはか。
「瀬」 ①川の、歩いて渡れる程度に浅い所。あさせ。
②川の、急な流れ。はやせ。
「仇」 ①かたき。
②恨み。
「波」 ①水面の起伏運動。
②振動する現象。
「浅瀬」
川や海の、水が浅い所。
「仇波」
むやみに立ち騒ぐ波の意。
「浅瀬仇波」
川や海の、水が浅い所。
むやみに立ち騒ぐ波の意。
転じて
思慮が浅い人は
気にする必要がないどんな小さな出来事でも大騒ぎすることのたとえ。
深い淵より、浅瀬のほうが激しく波が起こることから。
浅瀬の方が、波が激しく起きる。
↓
思慮が浅い人は、大騒ぎする場合がある。
浅瀬でない所は、あまり波が激しくない。
↓
思慮が浅くない人は、大騒ぎすることはない。
「浅瀬」を「思慮が浅い人」のたとえとし、
「波が激しく起きること」を、「大騒ぎすること」のたとえとする。
思慮が浅い人は、大騒ぎする場合がある。
逆に、
「大騒ぎする人」は、
「思慮が浅い人」である。
ということになる。
思慮が浅くない人
思慮が深い人は、
大騒ぎすることはない。
いつも落ち着いている。
ということになります。
思慮を深くして、
大騒ぎすることなく、
落ち着いて、
生きていきたい、
と、個人的に感じました。
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。