めだまオヤジ

年齢60代。四字熟語の旅に出てからもう6年になる。まだまだ四字熟語の全体像は見えない。…

めだまオヤジ

年齢60代。四字熟語の旅に出てからもう6年になる。まだまだ四字熟語の全体像は見えない。ありとあらゆる四字熟語を調べ尽くしたなら、新しい何かが見えてくるはずである。いつになったら頂上の景色を見ることができるだろうか?まだまだ修行の旅は続きそうである。

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最近の記事

区聞陬見(くぶんすうけん)

    • 「察言観色 」を考える

      さつげんかんしき ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人の言葉や表情、顔の様子から相手の性格や考え方を見抜くこと。 「色」は表情や顔つきのことで、人の表情や顔つき、言葉を観察するという意味から。「言(げん)を察して色(いろ)を観る」とも読む。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「察」 ①物事にくわしく通じて、あきらかになる。くわしく知る。よく見て、しらべる。 ②おしはかる。思いやる。 「言」 ①口で発表すること。ものをいうこと。言った言葉。文句。単語。 ②いう。も

      • 察言観色(さつげんかんしき)

        • 「孟浪咄嗟」を考える

          もうろうとっさ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いい加減な処置をとること。 「孟浪」はいい加減で大雑把なこと。 「咄嗟」は急なこと。 対処を考えずに、適当にその場で済ませることをいう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「孟」 ①はじめて生まれた子。長子。 ②すべての物のかしら。おさ。はじめ。 「浪」 ①大きななみ。 ②水の流れるさま。さまようさま。一定のよりどころがない。 「咄」 驚き怪しんだり、強く呼びかけたりする時に発する語。 「嗟」 ああ・なげく

        区聞陬見(くぶんすうけん)

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        • 四字熟語で学ぶ―6○四字熟語の書○四字熟語を考える
          589本
        • 四字熟語の「書」―3
          357本
        • 四字熟語を考える―3
          348本
        • 四字熟語の「書」―2
          102本
        • 四字熟語で学ぶ―1 ◯四字熟語の書◯四字熟語を考える
          100本
        • 四字熟語で学ぶ―4 ◯四字熟語の書 ◯四字熟語を考える
          100本

        記事

          孟浪咄嗟(もうろうとっさ)

          孟浪咄嗟(もうろうとっさ)

          「推陳出新」を考える

          すいちんしゅっしん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 古いものを処分して、新しいものを生み出すこと。または、古いものを取り入れて、新しいものをつくること。 「推」は押しのけるや推測すること。 「陳」は古いものという意味。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「推」 ①後ろから力を加え、物事を更に前方へやる。おす。あとおし。 ②おしてみて考える。おしはかる。 「陳」 ①列をなしてならべる。ならぶ。 ②申し立てる。言葉でのべる。 「出」 ①ある範囲から外へ動く。

          「推陳出新」を考える

          推陳出新(すいちんしゅっしん)

          推陳出新(すいちんしゅっしん)

          「腰纏万金」を考える

          ようてんばんきん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー たくさんのお金を持っていること。 または、中に隙間がないほどに財布の中身が詰まっていること。 「腰纏」は腰に巻きつけて使う帯状の袋で、お金や大切なものを入れるためのもの。 「万金」はたくさんのお金のこと。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「腰」 ①人・動物の胴のくびれた部分(から尻(しり)の辺まで)。 ②腰⑴の力。持ちこたえる力。粘り。「―が強い」(もちなどの粘りけが強いのにも言う)。構え。姿勢。腰つき。 「

          「腰纏万金」を考える

          腰纏万金(ようてんばんきん)

          腰纏万金(ようてんばんきん)

          「気息奄奄 」を考える

          きそくえんえん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうにか呼吸ができているような、今にも死んでしまいそうな様子のこと または、国の組織などが今にも滅びてしまいそうな弱々しい状態のこと。 「気息」は呼吸のこと。 「奄奄」は呼吸が止まってしまいそうな弱々しい状態のこと。 「気息奄々」とも書く。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「気」 ①心の動き・状態・働きを総合して捉えたもの。精神。 ②見えないとしても身のまわりに漂うと感ぜられるもの。 「息」 ①動物が鼻や口から

          「気息奄奄 」を考える

          気息奄奄(きそくえんえん)

          気息奄奄(きそくえんえん)

          「陵谷遷貿 」を考える

          りょうこくせんぼう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 世の中が非常に激しく変化して、今までとは全く別のものになることのたとえ。 「遷貿 」は時間と共に様変わりしていくこと。 大きな丘が削られて深い谷になったり、深い谷が石などに埋め立てられて大きな丘になったりするような大きな変化という意味から。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「陵」 ①天子の墓。みささぎ。 ②大きなおか。 「谷」 ①山と山の間の流れ。また、山と山の間の低地。たにあい。 ② きわまる。ゆきづまる

          「陵谷遷貿 」を考える

          陵谷遷貿 (りょうこくせんぼう)

          陵谷遷貿 (りょうこくせんぼう)

          「洞見癥結 」を考える

          どうけんちょうけつ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 見つけにくい問題や事柄を見抜くこと。 「洞見」は見通すや見抜くという意味。 「癥結」は腹の内部にできたしこりのことで、表面から見えない問題のたとえ。 中国の戦国時代の鄭の国の医者の扁鵲は、長桑君という人からもらった薬を飲むと壁の向こうを見通せるようになり、病人を見ると体内のしこりを全て見抜くことができたという故事から。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「洞」 ①大木や岩などの、うつろになったところ。ほら。ほら

          「洞見癥結 」を考える

          洞見癥結(どうけんちょうけつ)

          洞見癥結(どうけんちょうけつ)

          「巍然屹立」を考える

          ぎぜんきつりつ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人並みはずれてすぐれている人のこと。 または、山や建物が一際高く立っていること。 「巍然」は山がとても大きく高い様子。 「屹立」は一際高く立っていること。 「巍然(ぎぜん)として屹立(きつりつ)す」とも読む。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「巍」 たかい。山が高くて大きいさま。抜きんでているさま。 「然」 ①そのとおり。そのまま。 ②形容の語をつくる助字。状態を表す語をつくる。 「屹」 そばだつ。けわしい。

          「巍然屹立」を考える