「叢軽折軸」を考える

そうけいせつじく
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一つ一つは小さいものでも、数が多く集まれば大きな力になるということ。
「叢軽」は軽いものが数多く集まること。
「折軸」は車軸が折れること。
軽いものでも数多く集まれば、車軸が折れるほどの重量になるという意味から。
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「叢」 ①草がむらがっている所。くさむら。むらがる。
②物がひと所にあつまる。むらがりあつまる。集めたもの。

「軽」 ①目方が比較的少ない。物事がそれほど大切でない。運動しやすい。かるい。簡易。てがる。
②ふるまいが慎重でない。根がない。おもおもしくない。かるがるしい。

「折」 ①おる。おれる。まげる。まがる。
②わける。

「軸」 ①車の両輪をつなぐ心棒。更に広く、丸い物や巻く物の中心にする棒。
②かけじく。かけもの。

「叢軽」
群がり集まる。軽い物が。

「折軸」
折れる。車の軸が。

「叢軽折軸」
軽い物が、沢山集まる。
車の軸が、折れる。

軽い物でも、沢山集まれば、
車軸が折れる。

転じて

小さいものでも、数が多く集まれば、
大きな力になるということ。

軽い物?
具体的には、何なのでしょうか?
車の軸?
折れるものなのでしょうか?
どれだけの重さで折れるのでしょうか?

謎だらけの四字熟語ではあります。

軽いものでも、小さいものでも、
数多く集まれば、
大きな力になるということ。

軽い小さな物。
何があるでしょう?

例えば、100円玉。
1個は軽くても、100円玉が
50個で5000円分だとすれば、
ズシッと重くなります。

この四字熟語は
何を伝えたかったのか?
と言えば、

小さいものでも、数が多く集まれば、
大きな力になるということ。

ということになります。

よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。