「陵谷遷貿 」を考える

りょうこくせんぼう
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世の中が非常に激しく変化して、今までとは全く別のものになることのたとえ。
「遷貿 」は時間と共に様変わりしていくこと。
大きな丘が削られて深い谷になったり、深い谷が石などに埋め立てられて大きな丘になったりするような大きな変化という意味から。
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「陵」 ①天子の墓。みささぎ。
②大きなおか。

「谷」 ①山と山の間の流れ。また、山と山の間の低地。たにあい。
② きわまる。ゆきづまる。

「遷」 ①場所をかえる。よそへ移っていく。
②島流しにする。地位の低い役目に移す。

「貿」 物と物とを交換する。互いに売り買いする。代価を払って品物を手に入れる。買う。

「陵谷」
丘陵と谷。高い所と低い所。

「遷貿」
時間と共に様変わりしていくこと。

「陵谷遷貿 」
丘と谷。
時間と共に様変わりしていく。

高い所と低い所。
丘と谷だった所が、
時間と共に様変わりし、

丘だった所が谷になったり、
谷だった所が丘になったり、
時間が過ぎると、
大きく変わってしまったりする。

転じて

今までとは全く別のものになることのたとえ。
世の中が、非常に激しく変化することなど。
全く別のものに変わること。

丘と谷が
時間と共に、変化して
全く別のものに変わってしまった。

世の中も、同じように、
前の時とは、全く別のものに変化してしまっている。

世の中が激しく変わってきていること。
前とは全く別物になっていること。

丘と谷を例にして、
激しく変化していることを、
伝えたかったのでしょう。

過去のことを
考えてみて下さい。
少しは思い当たることが
あるのではないでしょうか？