「無為渾沌」を考える
むいこんとん
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そのままの状態ではっきりとしていない様子。
「無為」は人の手が入っていない、あるがままの状態。
「渾沌」は物事がはっきりと区別されていないこと。
天地が入り混じっていて、はっきりと分かれていない状態をいう。
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「無」 存在しない 欠けている
「為」 おこなう する 意識してする
「渾」 にごる 一つにまじりあう
「沌」 ふさがる 水の流れがとどこおる
「無為」 自然のままで 作為的でないこと
「渾沌」 区別が立たず物事が入り混じっている状態
「無為渾沌」
自然のままで、人が手をかけていないので、
いろいろな物事が入り混じっていて、区別されていない状態。
なるほど。
実際、どういう時に使うのでしょうか?
人の手がつけられていない
荒れ放題で乱雑になっているもの。
そういう状態のものに対して使える、
四字熟語のようです。
この状態から
種類別に分類区別して、
整理整頓して
使いやすい状態にまでするには、
かなり人の手が、かかりそうです。
大きな仕事ですね。
気が遠くなりそうな状態。
やれることから、一つ一つ、
コツコツとやるしかないでしょう。
時間がかかるでしょうが、
効率良くやる方法を考えること、
根気強くやることでしょう。
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