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オカムラがオートストアで新提案・・店舗での活用(AutoStore for Micro-fulfillment)

 オカムラと言えば・・・
今や、『オートストア』で飛ぶ鳥を落とす勢いです。

物流が楽しく簡単にわかるマガジン」でも紹介させて頂きました。

まずは、以下の過去記事をご覧になってください。

オートストア・・・新たな所にターゲット・・それは店舗内物流

 オートストア・・・
商品の構成上・・・非常にコンパクトになります。
箱状のものが、積み重なっていくイメージになります。
その上をロボットが前後左右に移動してピッキングしていきますので、自動倉庫などと比べれば遙かにシンプルです。

 シンプルと言えば・・・EC物流のための5つのキーワードの一つでしたね。

 そのシンプルなオートストアを、ある所に狙いをつけたのです。
それが・・・店舗。
店舗内物流です。

素晴しい。

 私も物流最適化コンサルタントとして、常々店舗内物流に気をかけていました。
スーパーやコンビニなどにも簡素化した自動化マテハン機器が導入できればと・・・

スーパーイメージ

 スーパーのバックヤードは大変です。
大型拠点センターから商品が届きますが、商品を載せたカゴ台車だらけです。
そこから商品を取り出して陳列していくわけですから・・・
いくら、物流拠点センターが自動化されても、店舗では人海戦術をとるしかない・・・
これが実状でした。

オカムラのホームページより・・オートストアでつくる新しい顧客体験

 それでは、オカムラの提案をホームページ説明文よりポイントのみピックアップして、補足説明を加えました。

1)倉庫から店舗のフルフィルメント
  小さなスペースに豊富な在庫を揃え、ロボットが品出しをする。
  バックヤード作業から解放された店舗は、顧客に新しい価値を生み出します。
  まだ見ぬ新しい店舗を。将来のために今日つくる。

(物流最適化コンサルタントからの視点)
 物流センターの実績からみても可能だと思われます。
あの煩雑化したバックヤードの作業をなくし、店員さんにはもっと提案など攻めの展開をとれます。
これにより、顧客満足度もあがり、かつ売上アップにも貢献につながります。


2)魅力的な店内体験
  商品を高密度に保管することで、商品を陳列するために使われていた棚や、通路スペースを豊かな顧客体験の場に変えることができます。

(物流最適化コンサルタントからの視点)
 通路スペースを体験の場に変えていく。
今は、コロナ禍のなかですが、それまでは体験型サービスが非常に人気でした。
昔の全盛期のデパートのように、そこに行けば幸せになれる・・・
昔は物が沢山でしたが・・・・今は体験を売ることですね。

3)オンラインと実店舗のギャップを埋める
  顧客はオンラインオーダーの受け取りと同時に店舗での買い物も楽しめます。
  オンラインと店舗での体験を繋ぎ、顧客の要望に柔軟に対応できるようになります。

(物流最適化コンサルタントからの視点)
 定番購入商品を探してカートに入れて歩き回る時間を解消する・・・素晴しいですね。
それを解消して余った時間を、別な時間に充当させていく。
まさに、買い物も効率化です。
貴重な時間を最大限、自分や家族を高めるために使用できます。

4)既存の店舗を再設計
 モジュール化された構造により、簡単かつ迅速に設置できます。
 天井の高さ、床の形状、柱などの障害物に合わせて完全にカスタマイズ可能です。

(物流最適化コンサルタントからの視点)
 まさに、フレキシブルです。
物流センター現場だけでなく、店舗にも応用できる。
既存の店舗にカスタマイズできること・・・魅力的です。

5)店頭受取および配達
  顧客は事前に注文した商品を、ドライブスルーのように店舗でピックアップするか、自宅まで届けてもらうかを選ぶことができます。

(物流最適化コンサルタントからの視点)
 顧客のスタイルに合わせて、持ち帰りとデリバリーを選択できるシステムはいいですね。
これをどちらかに限定させてしまうと柔軟性が失われます。
やはり今の時代は、多様化して生活スタイルに対応させていくことが大事ですね。

提案事例は4つ・・・でもまだ他にも活用できそう

 現在、オカムラのホームページ上でも4つの事例が紹介されています。
・ショッピングモール
・スーパーマーケット
・家電量販店
・アパレルショップ

 それ以外も、いろいろな事例が考えられると思います。
物流をスマートにさせることにより、店舗全体の最適化が図れる『AutoStore for Micro-fulfillment
これを活用しない手はないと思います。

 オカムラホームページでは、デジタルカタログも用意されています。
参考にしてください。

 相談については、物流最適化コンサルタントの一木まで、お気軽にお声をかけて下さいね。

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