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未来の物流とは?ドローンが飛び交い、自動運転のトラックが走り回る世の中なのか?

 物流に関しての記事が今回で50話目になりました。
投稿した当初は、50回まで到達するとは思いませんでした。

 前職での経験があったとはいえ、独自な視点でもとらえているため参考になったのではないでしょうか?

 本来は、物流に関してはよくわからない方に向けて書き始めた訳です。
そんな中で、あえて内容を掘り下げずにわかりやすいことを前面にだしてきました。

50話目は、これしかないかな?のテーマにさせて頂きました。

「未来の物流とは?」

もてはやされ注目されたドローン、荷物もドローンが運ぶ世の中なのか?

 スターウェーズのエピソード2あたりで、未来都市の空を空飛ぶ車が無数に飛び交っているシーンがありました。
空飛ぶ車だけでも大渋滞の様子・・・
想像する未来都市の姿であれば、あまり違和感を感じないのですが、いざ現実の世界で空飛ぶ車が飛び交うシーン・・
想像しただけでも、正直ウザいです。


あまり綺麗な光景ではないですね。

 たまに、飛行機が飛んでいる様子を目撃する・・・
単発のヘリコプターが飛んでいる様子を目撃する・・・

 ごくたまに、自衛隊か米軍のヘリコプターの連隊を目撃する・・・
この程度であれば、違和感はあにと思います。
それが、無数に空を飛び交うものがいたら・・・

 空飛ぶ車なら、まだ少ない方かもしれません。
それが、ドローンなら・・・
まるで、うるさい蠅の存在です。

 そんな空・・・だれも見上げたくもないですね。
いつ、そんなドローンが落ちてくるかわからない・・・
迂闊に道路を歩けなくなります。
ドローンとドローンが正面衝突ならまだいいですが、ドローンと人間が正面衝突・・・
有り得る話しです。

そんな未来なのか?

自動運転のトラック・・宅配業者のドライバーはロボット

 空飛ぶ車・ドローンラッシュはまだ先にしても、自動運転の方は現実的です。
物流業界でまず言われることが、トラックのドライバー不足です。

 高速道路での隊列走行は、最も現実的です。
運転主は、人間からロボットへ。
そうしないと、トラック1台に人間が同乗しているようではドライバー不足の根本的解決になりません。
同乗が無理なら、遠隔操作・・・

 ネット通販の配達する人の不足も深刻ですね。
ウーバーイーツのような人海戦術は、一時的な応急措置であり人を酷使する姿は感心できません。
となると、ヤマト運輸あたりが画期的なロボットを取り入れたしくみを構築する。
可能性としてはありそうです。

 メール便をポストに投函するまでの自動化・・・
これなら可能性はありそうです。
宅配BOXへの自動収納もBOX業者と連携を進めれば無理なことではありません。

 とにかく人が物を配達する概念を変えなくてはいけないですね。
人が物を配達しない・・・
こういう信念を基に進めていかないと安易な結果に陥ります。
今は不可能なものを可能に変えていく。
今の常識をぶち破ることが重要です。

物流センターの完全無人化は実現するのか?

 ネット通販の最大手であるA社がどんどん自動化を進めた物流センターを各地に開設しています。
商品のピッキング、仕分け、梱包など物流には欠かせない各エリアで自動化が進んでいます。


 しかし、完全無人化はまだ日本では遠い未来です。
要所要所で人に頼らざるおえない現状です。
最大手ですら、そういう状況ですから中小の物流センターでは更に難しいですね。

 但し、中小の物流センターの自動化は無人化ではなく人との共存による物流最適化が現段階ではベストです。

 無人化は、大手がとる戦略ですね。
大手は無人化を進め、その分の人財を中小にまわして物流業界全体の最適化につなげていく。
ここがポイントです。

 大手が人を囲い込む・・・
ここにひずみが生まれます。

 それぞれの置かれた立ち位置を掌握する必要があります。
そうでないと、物流業界全体の最適化は厳しいと思います。

 物流センターの中の状況は普段は閉鎖空間なので、もっとスポットをあてる分野だと思います。
日本には、いろんな優秀な機械メーカー・装置メーカー・ソフトメーカーがあります。
安易に外国の会社を買収して、日本の設備にあてがう手法はどうなのかと思います。

 日本でも設備投入されているオートストア・・・
スイスに本社がある企業ですが、数日前何とソフトバンクが株式の40%を取得するニュースが流れました。


 ソフトバンクらしいといえばそうですが、これにより日本でのオートストアの勢力図も変わってきますね。
ソフトバンクには、ソフトバンクロボティクスがありますが、これにより大きな強みをもったことになります。

 先陣を切って日本市場を開拓したオカムラは気の毒です。
ソフトバンクはもちろん日本だけを狙っているわけでなく、中国を含めた世界市場がターゲットにあるわけでしょうが・・・
益々、日本の得意であった基礎技術を構築できなくなるのではないかと危惧してしまいます。

未来の物流は?

まだまだ今後も問いかけていくべき永遠のテーマです。

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