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ブランコに一緒に乗ろ


今回紹介するお話

「母は入院していて父は仕事で帰るのが遅い、兄はいるが学校があるので家にいても誰もいないから兄が学校から帰ってくるまでは、いつも公園で遊んでいた。その日も暗くなるまで遊んでいたら・・・」

今回紹介するのは、4歳の時に母を亡くしたという男性の投稿です。
※投稿時期は2004年頃と思われます、違っていたらごめんなさい。

このお話をYouTube上でアップされたものがありましたので、併せて紹介していきます。

投稿内容

母ちゃんは俺が4つの時病気で死んだんだ。ぼんやりと覚えてる事がひとつ。

いつも公園で遊んでた。夕方になると、みんなの母ちゃんが迎えにくるんだ。うちの母ちゃんは入院生活が長くて、どうせ帰っても親父は仕事だし誰もいない。俺は暗くなってもよく公園にいた。兄貴が部活終わって公園の前通って一緒に帰るのが日課だった。

その日も暗くなっても砂場で遊んでた。そしたら俺を呼ぶ声が聞こえて、母ちゃんが息切れしながら歩いてきた。ママーママーって馬鹿みたいに叫んで走ったよ。

暗い中、「ブランコに一緒に乗ろ」って、母ちゃんが俺を膝に乗せてしばらくそうしてた。

その後何日かして病院で死んじまったんだ。後から親父に聞いたら、自分でも長くない事わかってたらしい。

あの時、母ちゃんどんな気持ち抱えてたんだ?どうしていつも病院にいるの?ってしつこく聞いてごめん。辛かっただろう。

来年、俺彼女と結婚するよ。母ちゃんの分も向こうのお袋さん大事にすっから。

YouTube

このお話を元に作られた動画がいくつかありましたので、一部を紹介します。※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

思い出のゆっくり2ch

(2ch)ひまつぶしチャンネル『LAN』

さいごに

今回の記事掲載に関しては営利を目的とはしておりません。
単純に私が涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしました。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ様から頂いています。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。

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