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夢をなくした君に読んで欲しい


こんにちは

この記事はぜひ
元々、夢や目標があったんだけど
とある事情で叶えられなくなった、もしくは
達成できなくなった

何事も無気力になってうまくいかない

毎日なんのために生きているのか分からない

そんなあなたにぜひ読んで欲しい記事です。


かくいうわたしも、宝石商として
将来成功するまでの道のりを辿って
あれやこれややっていたのだが、
とある事情で、
宝石商として生きていく覚悟をなくした。


無気力だった日からようやく、兆しがみえ
これから歩む第二の人生を切り開こうとしてるさなか
であります。


宝石商として生きていくために
お客様を全国に50名様作って、
何か自分が困った時に助けてくれる

そんな磐石な基盤を作って
将来を計画していたので、
その夢が崩れ去った時は、
しばらく何もやる気が起きなかった。


例えば、ある夏の日のこと、
日差しの照り付ける中、
海辺で砂のお城を完成させようとしていたとする
もうすぐでできる!そんな中、、、「ザバーン!」
波が作り上げた砂のお城を、飲み込んでしまった。

そうすると、あなたは、
しばらく放心してしまうだろう
だけど、また作ろうとなると思う。

でも、それにかけている時間がながければ長いほど
人間というのは、そのものに対しての、ある種の感情や愛情を抱くのだと思う。

ましてや、1年、2年と時間をかけていたらどうだろうか
時間を大切にしている人からすれば、
1年や2年という時間は大きい。

自分の性格上、やることなすこと
無意味に終わらせたくない。何かしら今やることに意味を持たせ、将来の自分にプラスになるようにしていきたいと思っている。

あなたも同様だと思う。

僕は考えた。
今抱いている感情は置いといて、
そもそもなんで自分は宝石商になりたかったんだ?
と。

宝石商以外のことで代用できないのか?と。

自分の頭が良いとは思わないので、
経験者に聞こうと思い、お世話になっているカフェのオーナーのお店に行き、相談した。

そのカフェのオーナーは
30代までは会社で務めあげ、40代で念願の自分のお店を出して、今もずっとせっせとお店を切り盛りされている。

私はそんな姿を見て、
このカフェのファンになったのだ

「オーナーさん!仕事って楽しいですか?」

すると、、、
「仕事を楽しいと思ったことは人生で1度もない」

お客のいる前でこんなことを言うオーナーにびっくりしたのだが、それは人によると思うので、そのまま聞いた。

だって、仕事って、それに見合う
対価を頂いているからね


お金を頂くということは、それに見合う働きをして
責任を負わなくちゃいけない。

ありがたいことに
このお店をするようになって、
お金にはそんなに困らなくなったけど、
それ以外のところで大変なところは無数にある。

仕事のことを忘れられる瞬間はないし、
いつもお店のことを考えている。

だから、神経だってすり減るし、
落ち着いちゃいられないよ笑

そんなふうにマスターは言う。

「でしたら、なぜ今の仕事をしているのですか?」

マスター:「自分がやりたいと思ったからだよ」

やりたいのと、楽しいは違うよ。
やりたいことが楽しければ最高さ。
だけど、自分は違った。

マスターは続けて言う。
「自分の強みをいかせて、人を幸せにできる
そしてその強みは誰にだって負けるとは思わない。
人生をかけられるもの。それを仕事にしたいと思った」

私は脳内からドバァーっと
アドレナリンなるものが出るのを感じた。

なぜここまで気づかなかったのだろう。
自分がなぜ、それをやりたいと思うのか。
自分の強みは活かせられるのだろうか
自分は生涯をかけてそれに時間を、労力を費やせるか

それをもっと考えるべきだったと。


そうだ。お酒だ。
自分は、
お酒に関わる仕事をずっとしたいと思っていた。

大学卒業したから、水商売をするのに抵抗があった。
両親の安定したサラリーマンになってほしいという理想の道から外れることになるからだ。

だけども、自分の人生なんて1度きり。
男なんて腹括って、覚悟決めてこそ1人前じゃん。
自分の人生に責任持てないやつなんて何しても
他責にするからダメだなぁと思った。

バーテンダーはなにか資格が居るのかな?

いや、いらないな!
でも、一流のバーテンダーになるためには
何が必要なのか?

続けて調べると
自分はバーテンダーという職業につくべき
人だと思うようになった。

自分の強みは、人が喜ぶものをフィーリングで感じ取れて、それを具現化できるというものだ。

例えばお客様と話していれば、周りが気付くよりも早く
そのお客様の好みが何となくわかるし、
誕生日プレゼントや贈り物を贈るのが好きで
いつも喜んでもらえていると思う。

人に自分が納得しないものを絶対に
あげたくない、提供したくない、勧めたくない。
それが自分の商売人としてのポリシーでもある。


僕はバーテンダーという職業で生きていく
そして、全国に自分のお店を作り、
最高のお酒と仲間とお客様に囲まれたい!


そんな人生を送れたら最高だと思い、
さっそく自分が働きたいと思う
BARを探した。

僕は商売するならば、一流にこだわる。
一流のものを扱いたい。そのためには一流にならなければいけない。どうやって一流になる??

それは、

一流の人たちがいる、
そして一流が育つ土壌がある環境
でなきゃいけない。


二流の環境でどうあがいても、
人は二流にしかなれない。


でも、一流のお店が、カクテルの作り方も
ましてやお酒にもそんなに詳しくない人を採用してくれるだろうか??

僕は、そんな期待と不安が入り交じったどうしようもない感情で、必死にインターネットで全国のBARの門戸を探した。

すると、一件
自分が理想とするお店に行きついた。

「ここで働きたい…!!」

いてもたってもいられないな
えぇえい!どうにでもなれ!
そう思い、お店のHPの予約欄に、採用面接の希望を
熱意を込めて送った。

すると、1時間後になんと返信がきたのだ。

こんな感じだ。

ご連絡頂きましてありがとうございます。

BAR○○の○○です。
現在、バーテンダーを採用しておりまして、
もしよろしければ、面接を行いたいので
ご希望の日程を教えてください。

自分はなんて運のいい人なんだろうと
思った。自分はなんとなくこれまでの人生を思い返して
こうならないかなーと思うことは、わりとそうなってきたし、こうなりたくないなーと思ったことは、そうならないでいた。

神様、今回も僕の
思い通りになっちゃっていいんですか??

まだ採用も決まってないのに、
もう採用決定したような調子のノリようである。


そして、その日を迎えて
お店に1歩踏み入れる。

そのお店は銀座にあるお店で
銀座という街の空気と歴史をふんだんにとり入れた
構えをしており、また時代を経ても廃れることの無い
誰がいっても最高だと感じる雰囲気がある。


そこのオーナーさんがバーテンダー兼、
社長をしているのだが、

どうだい?僕のお店は?
ここで働きたいかい?

まず開幕一言で言われた。

はい。働かせていただけたら最高です。

そうかい?ありがとう。
君とのご縁は偶然のもではないと思ったから
急にこんなことを言ってしまったよ。笑

どうしてそう思ったのですか??

それはね、僕らのお店はつい君が応募してくれた
前の日から、バーテンダーの採用の枠を空けたんだよ。

いつも応募しているわけではない。
1人独立していなくなったから、
そこの枠が空いたというわけ。

すると、君がHPから一言くれたから
今この場があるんだよ。

君は、ここら辺の人じゃないよね?
僕たちのお店の事情も知らないよね?
HPの予約欄に採用のことを送ってくる人なんて
なかなかいないと思うし。笑


君の目を見てたら、熱意は伝わってくるよ。

「ありがとうございます。ですが、恥ずかしながら
私にはバーテンダーの経験はありません。そんな私でも
採用していただけるのですか?」

「こんなことを私が言うと同業者から怒られるかもしれないから、あくまでこれは私の考えだ。
バーテンダーというのは、経験も大事だが、人脈や育つ環境、人間性、技術の継承が大事なんだ

このお店は君のように、全くの未経験の人でも
カクテルの世界一の賞を受賞できるようになるまで
育てられる環境がある。だから君はほんとにラッキーな選択をしたと思うよ」

現にこのお店は、現在、
銀座で覇権を握っているBARのオーナーを多数輩出している。世界一や日本一を受賞するためのマニュアルもあるし、そのための研究もずっとしているらしい。

そこで頑張れば、
圧倒的に周囲のバーテンダーと
差をつけられるまでなるという。

「君はバーテンダーになるのに、
1番最高の選択をしたと思うよ。自分で言うのもなんだけど、このお店が1番修行先にはうってつけだよ。
飲食にしては、完全週休二日制で祝日も休み。シフト制だけどね。先輩も手取り足取り教えてくれ、サポートしてくれる。そして、働く時間も1日8時間だから、
自分で勉強する時間も取れる。
料理も経営も教えるよ。独立開業の支援もしているよ。賄いだってあるから食費は浮くよ、だから自分次第で、世界一狙えるからね。ぜひ頑張って欲しい」

僕は前職が超ブラック企業だったので、
休みのありがたさや時間が確保できる大切さが
身に染みてわかる。

時間を確保できないと勉強することもできない。
言い訳じゃなく、ほんとに時間がないのだ。起きたら仕事、終わったら、寝る、そして仕事という休みのない
生活の繰り返しはなかなかメンタルに来る。

なので、キャリアアップが望めず、その会社で時間を費やせば費やすほど、周囲との差が開いていく。

自分は休みの時間に勉強したり、自分の知見を広げたいと思っている節があるので、このお店の方針は自分に合っていると思った。

無事に採用もいただき、
12月から晴れてそのお店で働くことになる。


バーテンダーは決して楽な道のりはないけども、
宝石商よりもいい選択をしたと今は言える。

これを読んでいるあなたも
日本人に生まれたことが先ず、何よりも優位性がある。
平和だし、やりたいことを行動すれば、
割と叶えられる。

あとは自分次第だ。
無気力ならば、どうやったら気力がわくのか?
それは行動することだ。
今の現状から1歩踏み出して、行動してほしい。

自分のコンフォートゾーンを抜け出すのには誰だって勇気のいることだ。だが、そのゾーンを抜けた先には
生きている実感と、ワクワク感が待ち受けている。

僕はもしかすると、この先もまた
バーテンダーになって壁にぶち当たるかもしれない。
その時はまた、自分がなぜそう思うのか?という自分の素直な感情に立ち返って考えようと思う。

そろそろ飲んでいるコーヒーも
冷めてきたので、
ここら辺でこの記事をしめたいとおもう。

1年ほどは、料理のことや下準備を
叩き込んでくれるらしい。ここで土台ができる。
とにかくがむしゃらに取り組み、1年後、これを読んでいるあなたの前でカクテルを作ることができるように
したいと思う。

バーテンダー編始まります。

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