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筋力低下とは?
筋力=骨格筋の収縮力として今回は話を進めていければと思います。
●筋萎縮と筋力低下
筋力の源はミオシンとアクチンの間で生じる相互作用であり、単位断面積あたりの相互作用の数が多いほど大きな筋力を発揮できることになります。
そのため、筋横断面積と筋力は比例します。
長期の臥床や固定による不活動は、骨格筋の萎縮を生じます。この時筋線維数の減少は生じず筋萎縮を生じると言われています。筋萎縮に伴い、骨格筋横断面にある筋原線維数を減少させるため、筋力低下を招きます。
また、ミトコンドリアの現象も生じ、ATP産生能力の低下も招きます。ATPは骨格筋収縮に欠かせないものであり、このことは疲労耐性の低下を招きます。
●脳卒中に伴う筋力低下
脳卒中による、運動や領域の損傷は筋力や収縮速度の低下を招きます。
これは、運動単位の動員・活動頻度(発火頻度)の低下が原因と言われています。
筋線維別に見るとTypeⅡ線維の萎縮が1線維に比べ確認されています。
筋出力の面からでは、筋緊張の亢進状態の方が低下状態に比べ機能的に有利と言われています。
筋緊張亢進及び痙縮筋の筋出力低下は動筋と拮抗筋の相反抑制による影響から生じると言われています。これは特に早い筋収縮の際に生じると言われています。
本日はこの辺りにしようと思います!
本日はいよいよ、業界最大のマガジンであるphysio365で記事の公開です!!!
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