篠田麻里子さんの音声データの件

今回は不倫報道が出ている篠田麻里子さんの音声データの件について書きたいと思います。
普段はこのようなネタは一切扱わないのですが、たまたまこの件の音声データを聞いてみて思うことがたくさんあったので書きたいと思います。
なお、今回の記事は篠田麻里子さんの心理構造に着目した記事になります。
誰が悪いとか旦那さんが可哀想だとかそういう視点は排除しようと思います。
この件について知らない方はネットで調べて音声データなどを聞いてからお読みいただく事をオススメします。

まずは具体的な音声データの内容に触れながら解説をしていきたいと思います。
夫に不倫の証拠(LINEのやり取り等)を突きつけられた篠田麻里子さんは、人のスマホを勝手に見た事が信じられないと答えます。
確かに一般的には人のスマホを勝手に見る事は良くない事かもしれませんが、道徳的に問題のある不倫行為を突き止める為にスマホをやむを得ず見た、しかも本当に不倫をしていたという事になれば分が悪いのは間違いなく篠田麻里子さん自身でしょう。

ところがいくら証拠を突きつけられたところであくまでも旦那さんがスマホを見た事が許せないという話を繰り返していて自分がした事についての核心的な話からは逃げようとしている様子でした。
そこで「自分の娘に自分がした事を言えるのか?」などと問いただされ、段々と逃げ場がなくなってくると沈黙が増え最後には泣き出してしまいます。

そこで「寂しかったんだもん」「大人でも寂しいとか思っちゃいけないんですか?」と答えています。
僕はこのセリフを聞いた時にこの人は年齢的には大人ではあるが、精神的には幼児であると感じました。
悪い事をしてもそれと向き合えず認められない上に「寂しい」と自分の辛さをアピールするのは幼児的欲求が満たされていないからと考えられます。

幼児的欲求というのは分かりやすく言うと幼児的なワガママの事でしょう。
このようなワガママというのは健全に発育していれば、年々落ちついてくるものです。
ところが、彼女に関してはおそらく幼少期の生育環境などの影響で愛されたという実感がなく、幼少期に幼児的欲求が抑圧されて満たされなかった事がうかがえます。
強い抑圧があった背景には様々な事が考えられますが、僕はおそらく「ありのままの自分では愛されない」と感じるような環境で育ったのではないかと推測しています。

そしてその後の音声で、初めの「自分は悪くない」的なスタンスとは逆に「全部私が悪い」というような発言を連発しています。
このように極端に責任を取らなすぎるか、全部自分が悪い的な発想に二極化するいわゆる白黒思考的なところを見ると境界性パーソナリティ障害の特徴と一致するように思います。

そしてその後のやり取りがかなり壮絶でした。
音声だけなので定かではないですが、おそらく飛び降りて死のうとしているであろう音声が残っていました。
「許してくれないならもういい」「死んだら許してね」というセリフの後に、「私は誰からも愛されないんだから」という言葉がありました。
この「私は誰からも愛されない」という感覚はきっと彼女が今まで生きてきてずっと心に抱えてきた感覚なのではないでしょうか。

そしてその次に「みんなに捨てられるんだ」と話しています。
この見捨てられ不安というのも境界性パーソナリティ障害の特徴に一致しています。
自分に価値がなく愛されないと思っているので、いつか捨てられるんだという強い恐怖心を持っている事が感じられます。
このような見捨てられ不安については結婚した時に「あなたが裏切ったら即離婚だよ」と言っていたという話からも感じられます。

さて音声データと照らし合わせての簡単な解説はここまでにして今回何故このような事が起きてしまったのかを考えてみたいと思います。
まず彼女がなぜ不倫をしてしまったのかについて考察してみましょう。
不倫をしてしまった理由を考えるにあたって彼女の「寂しかった」という言葉にヒントがあると考えています。

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