自責と他責〜自罰と他罰の白黒思考〜

今回の記事は以前書いた自責と自省という記事の内容をさらに深めて細分化した内容になります。

まず初めに今回のテーマである自責と他責の意味について考えてみましょう。
ざっくり言うとこのような感じでしょう。
自責=自分に責任があると捉える事
他責=他者に責任があると捉える事

しかしながら自責と他責について考えるにあたって一つ重要な注意点があります。
「責」という言葉に伴う責めるというニュアンスに注意が必要なのです。
今回1番伝えたい事は責める事は基本的に良い結果を生み出さないということです。
責める自責と責めない自責、責める他責と責めない他責があると捉えてもらえると良いと思います。

責めた先にあるのは「罰」です。
つまり自罰と他罰です。
まとめるとこのようになります。
※「他省」という言葉は存在しないのですが対比しやすくする為に造語として使用しました。

攻撃的自責(自罰)=自分を責めて罰を与えようとする
攻撃的他責(他罰)=他者を責めて罰を与えようとする
反省的自責(自省)=自分の責任を認めて反省しようとする
反省的他責(他省)=他者の責任を問い反省を促そうとする

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