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106/* 忘年会
今日は仕事納め。師走と当てられているように、年の瀬は気持ちも身体も逸るものだ。連休明け前ならこんなにもバタつかないだろうに、と思うけれど人の心理はいざ知れず、なぜだか今年中に済ませていかなければいけないような気がしてしまってバタバタと慌てるものだ。
そう言う僕もまた、年を忘れるにはまだ早いだろう、そんな年の瀬を迎えている。仕事が終わらないとかそういうことではなく、この年末年始にかけて消化しておきたいものが山ほどあるのだ。
今年が終わる、ということは、来年が始まる、ということだ。当たり前のことかも知れないけれど。一年をどう過ごすか、というのはすごく大切な気がしていて、例えば会社であれば年度の初めに予算組みをあらかた決めていくように、その年の時間と労力とお金を、何に貢いでいくかを決めておくことは大切だ。
しかし、計画というのは一長一短あって、中途半端に細分化した計画を立ててしまうと、小さな崩れを他で補いきれない、なんてことにもなりかねない。綿密な計画、というのは必ずしも細分化していくことではなくて、ある程度の危機回避を予測して、コントロールしていけるようにすることなんだろう。
一年の計は元旦にあり、と言うがそれではすでに後手に回っていると思っていて、計画というのは綿密さを求めれば求めるほど時間を要するものだから、現時点で来年の予測が立っていないというのは何となく焦ったほうがいいんじゃないかという気がしている。
とはいえ2019年になったからといって、今いる環境が一変するわけでなし。出来ること、や実現可能性が飛躍する訳ではない。以前も日記に書いた通り、変化は急激に生じるものではない、からこそ、翌年を経てどういった変化を体現していくか、というロングタームな視点が大切なんだろう。
東京は年の瀬に似合う厳しい寒さだ。季節の変化と同様に、人も環境も変わり続ける。しがみつくのが人のためか、背き抗うのが自分のためか。とにかく年を忘れてしまうにはまだ早そうで、自問自答が続きそうだ。
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