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【2020確定申告】会計freeeをつかった電子申告体験談

毎年2月になると、フリーランスの仲間たちが悲鳴を上げ始めます。
領収書がない!入力が終わらない!などなど...確定申告の季節がやってきた、ということですね。
2020年の確定申告では青色申告の控除が65万円⇒55万円になり、e-Tax による申告(電子申告)又は電子帳簿保存を行うと65万円の控除が受けられるというルールに変わりました。

細かい話はこの辺の記事を読んで理解していただき

こちらのnoteでは、青色申告2年目の会計freeeユーザーがどうやって確定申告をしたのか、つまづいた部分はなんだったのか、ツイートの引用をしながら説明していきます。

青色申告1年目のおさらい

私は2019年に会社を辞めて独立、フリーランスになりました。会社員になる前もフリーランスとして活動はしていたのですが、学生だった+扶養内での受注しかしていなかったこともあり当時は白色申告、青色から書くものが増え簿記などの知識がないと65万円の控除が受けられないと聞いていたので、2020年の2月に確定申告のために会計freeeに登録をしました。

周りのフリーランスの人たちが使っていたのがきっかけでしたが、1年目の確定申告は1年分を2月に入力→確定申告をしたのでかなり苦労しました。提出は印刷して郵送にしたので、電子申請自体今年がはじめてになります。e-taxってのがあるのは知ってる...税務署でなんかしないといけないんじゃないか...という知識から入り、無事申請までできたので、まとめていきますね。

事前準備

まず、事前に「マイナンバーカードを利用して電子申請したら控除の額が10万円高い」という情報をキャッチしていたので11月ごろにマイナンバーカードの申請を行いました。父が市役所でもらってきた書類のQRコードをよみとり、スマホからマイナンバーカードを申請、12月の末に受け取りに来てくださいね〜という案内が来ていたので1月の頭には受け取りが完了していた状態です。
まだマイナンバーカードがない!という方もコロナの影響で4月15日までに確定申告すればいいことになったので、きっと間に合うのではないでしょうか...。まずはマイナンバーカードをゲットするところからはじめましょう
ちなみに、2月16日〜とお知らせが出ておりますが、早く出すことができます。1月1日以降で金額が固まっていればOKなので年末調整が発生しないフリーランスの仲間は1月中に出している方もちらほらいます。私は、期限ギリギリに提出すると還付金がもらえるのが遅くなるので、早めの行動が吉である、と思っております。(税務署の処理が混み合うから遅くなるということです)

そして、1年目の反省を踏まえ、2020年は毎月売り上げと経費の入力を行いました。機材投資(レンズとかPCとか...)をかなりした+ケーブルなどのちまちまとして出費が多かったためやっていなかったら...と思うとヒヤヒヤする量でした。会計freeeへの入力が1月の頭には完了している状態から確定申告の作業がスタートです!

作業環境

私の作業環境は、PCとスマホどちらも使う状態です。

PC:会計freeeへの入力・確定申告書類の作成・困ったときの検索
スマホ:e-taxの番号発行・確定申告書類の提出

会計freeeはスマホアプリを使えば確定申告書類の作成もできるのですが、チマチマとした画面での作業が苦手だったためPCを利用しました。ICカードリーダーがあれば、PCのみでの作業も可能でした。でもこのために買うのはなあ〜スマホでできたらいいなあ〜という気持ちでこんな形に。対応機種をお持ちであればICカードリーダーを買わなくていいのは良いですよね。
※スマホはiPhone12を使用しています。

スマホでは使用したアプリが3種

会計freee(これはPC版をほぼ使った)
電子申告アプリ(freeeのアプリ)
マイナポータル(マイナンバーカードでe-taxの番号を作るのに使う)

Androidユーザーの方はマイナンバー系でアプリが2つ必要みたいです。

確定申告作業の流れ

書類の作成→e-tax周りの整備→提出

というのが主な流れです。

書類の作成は会計freeeでほぼ終わるのですが、e-tax周りの整備でやることが2つあって、ここで戸惑いました。やることというのが

①利用者識別番号の発行(とパスワードの設定)
②電子証明書の発行

こちらの2つです。
利用者識別番号の発行はスマホのブラウザからe-taxのログインして行います。(このログインの際にマイナンバーカードを使ってログインをするのでその際にマイナポータルアプリを使用しました)

私は②の電子証明書の発行がうまくできていないまま申請しようとして
e-tax API サーバー応答が不正です
というメッセージが出ると言うのに悩まされました。
(のちにツイッターで検索して解決しました)

ツイッターにも同じ内容を書いているので引用していきます

この次のツイートが結構大事!

会計freeeの提出の部分で準備が完了いるか確認しましょうを「いいえ」を選択することで準備の仕方を教えてもらえます。そこから全部入力していけば全てうまくいくのです...!

つまづいた!電子証明書の発行箇所

ここです。これができていなかった。
電子証明書の発行という項目があって、これをするのに電子申告アプリからマイナンバーカードを読み取らせる必要があるのです。
会計freeeの事前準備のページからアプリへのリンクを出して電子申告アプリを立ち上げ、指示に従えば完了です。PC版の会計freeeからだとQRコードを出してもらえるのでそれを使ってアプリに移動します。スマホの場合は1タップでいけます。

ここまでの作業ができていることを、電子申告の準備ができているか確認しましょう「はい」になります。e-taxで利用者識別番号とパスワードの発行が終わってればOK!ではなかった!ここが私のハマったポイントでした。

提出は電子申告アプリでサクサク

提出にも電子申告アプリを使います。会計freeeの提出の画面から電子申告アプリに飛ぶと書類が読み込まれるのでそこからパスワードを入力するなどしマイナンバーカードを読み取ります。この際も電子証明書の発行をしたときと同じように、PC版の会計freeeからだとQRコードを出してもらえるのでそれを使ってアプリに移動します。スマホの場合は1タップでいけます。便利な世の中ですね。ちなみに、勝手に電子申告アプリだけ立ち上げても書類は読み込まれませんでした。

提出できたかの確認もfreeeの画面からできたので、なんとか安心しました。個人でお仕事をしていると源泉徴収税が結構とられているので回収するのは大事ですよね!

正直電子証明書とかよくわからないので自分ではわからなくて...利用者識別番号あるのになぜ!って思ってハマってしまったのでした。
困ったときのTwitterは素晴らしい。

ということで個人事業主の皆さん!青色申告頑張りましょう!

サポートいただいた際には全額作品制作に使わせていただきます。