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にじいろ物販をはじめました

小さい頃から好きだったハンドメイドをようやく人様向けにはじめる気になりました。キーホルダーをネックレスやらイヤリングに改造することから始めて20年弱。材料もたくさん買えるようになったし、思ったように作れるし、大人になったなぁ。

現時点では4種類のビーズから作った5種類のチャームを、ピアスやらイヤリングやらアンブレラマーカーやらマスクチャームやらの部品5種類とかけ合わせて小物を作っています。部品の色が金銀あるので、シンプルだけど組み合わせは思ったより多い。

ところで、”虹色”といえば「7色」とか「LGBTフラッグ」とか、いろいろあると思いますが、ゆるしかで作成/販売するにじいろ小物は6色です。これはLGBTの象徴”レインボーフラッグ”と同じカラーリング。私自身、LGBT関連の啓発活動をしている身だし、最初はそういうこと(啓発の一環としてレインボーグッズを売るってストーリー)にしとこう、と思ったけれど、やめました!の、noteです。だとしたらめっちゃ前置き長くてスミマセン。

個人的な話ですが、私は数年前から”啓発グッズ”的なものを身に着けるのをやめました。缶バッジとかピンバッジとかステッカーとかリボン運動とか、いろいろありすぎて困り果ててしまいました。(そのことのブログ)

ことレインボーグッズに関しては、”LGBTのフラッグとしてのレインボー”じゃないレインボーももちろんあるわけで。ファッション的に使う人もいたり、いざ本当の啓発グッズとして配られたものでも、あんまり理解してない人が誇らしげにつけていたり(まぁそれも啓発か…)とか色々あって、ウーンと思っています。

いや、中には本当にアライを表現したくって身に着けてくれてる人も居るのだと思う。だけど私は、その人が本当にアライかどうかは、目印じゃなく為人で知るんでオッケーです。
妊婦さんかなぁ、お困りかなぁ、とかも、目印で判断しなくてもわかるような人間であり続けたいし、助けが必要であると表明している人にしか助けの手を伸ばせないなんて嫌だ。「手伝いは必要ない!だからマークつけてないんだ!」とか怒られたとしても、”誰かを手伝いたいと思う心”をたかがマークの有無で活かす消すと決めるのは、あまりにもアホらしい!と思ったのです。
そういうことで、私の中ではもう一切合切の啓発グッズ情報を更新しないことにしてしまいました。

今回はじめた”にじいろ小物”は、そういった”マーク多過ぎ問題”に対する、私なりのヘンクツ心もちょっと込めて作っています。
LGBTのフラッグの色は6色で、にじいろ小物も6色だけど、そういう啓発アイテムじゃない!アライグッズじゃない!ただただ6色の虹の小物であります。

偉い人が知った風につけてるバッジのように、LGBTのことなんて何も知らない人が身に着けるファッションアイテムのように、「なんの意味もありません」。
他方、知ってる人からしたら「我らが6色のレインボーフラッグ!」であり、孤独感を薄めるものかもしれません。

にじいろ小物は、それに意味を求める人にも、そうでない人にもお買い求めいただけます。
そうやって結局は、「既に一緒に生きている」ことの体現みたいになっていけばいいなぁ。


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