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わたしは シリーズ

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「わたしは」「ぼくは」から始まる、自己紹介の記事たち。気になるものから読めます。
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性自認とトランスヘイトと向き合う話

トランスヘイトとたたかえなくて申し訳ない、という思いばっかりが募る。トランスヘイトが溢れている。 できることをアレコレ考えた末、私はやっぱり多少は血(概念)を流しながら、自分のことを自分の言葉で表現することに挑戦してみる。 「性自認」…講演の時は「『あなたの性別は?』って聞かれたときに、思いつく答え」と説明しています。これでいくと、私は「男とも女とも思ってない」となる。 今回はそれだとあまりにも大ざっぱすぎるのでもうちょっと踏み込んでイロイロ書くのだけれど、私の場合は「自

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わたしは 移動図書館をやっています

ちょっと大げさなタイトルつけてもうたけど。 大学3年でサークル活動が終わってからずっと、「なにかやらないとな~」と思っていました。LGBTに関する活動…交流会でも、勉強会でも、イベントでも、なんでも。 でも、卒論に追われて何もできないまま大学を卒業して、働き始めたらもうそれどころじゃなくなって、早数年。心調を崩してフリーターになって、今一度、自分のやりたいことを考えてみたとき、「図書館やろう」と思いつきました。 図書館と言っても自分の蔵書を30冊くらい持っていって、自由に見

わたしは いきものが好きです

いきものがすき。小さい時から犬猫鶏牛、金魚にどじょうにエビにドンコ、メジロやうずらやなんやと暮らしてました。あと学校のうさぎとチャボ。 父方の祖父母は米+畜産農家で、黒毛和牛の繁殖・哺育をやっていました。ウチで育った素牛たちが各地にドナドナしていって、ブランド牛になっていったはずだ。 犬と一緒に土堀った穴で涼んで、猫と一緒に牛小屋のワラの上で暖をとる。にわとりとかけっこで崖をかけ登り、牛と水浴びをして昼寝したことがあるのは、ハイジと私くらいだと思う。 学校でも休み時間ごとに

わたしは 無資格です

正確には、車の免許(AT限定)とQC検定4級と食品衛生責任者は持ってる。ごめん。でもうしろ2つは誰でも取れるから実質ノーカンで頼む。 手に職つけてるひとが羨ましい。 教員免許とか、簿記とか、普及指導員とか、毒物劇物とか、大学でやろうと思えばできたのに。勉強が嫌いだったのと、勉強以外のいろんなことが楽しすぎて無理でした。ウムム。 「資格」という形態にこだわらないで、「私これできまっせ」と言っていいのなら、言いたいことは山ほどある。 絵描きます。写真撮ります。歌います。PC触

わたしは 学童で働いていました

大学生の3年間、小学校1~6年生を放課後に預かる学童保育でアルバイトをしていました。 私の地元は学童保育なんてものはおそらく無かった。集団登校・集団下校。私はかぎっ子だったので、実家隣の祖父母の家によく遊びに行っていました。 学童保育に誘ってくれたのは、別のバイト先の先輩。夏休み中にアルバイトを頼めないかとお声掛けいただき、1日体験に行ってからお世話になることにした。 学童バイトをするにあたり、「珍しい大人」になってやるぞ~!を、かなり意識しました。 子ども達にとっての

わたしは 講師をやっています。

2015年ころから、最近よく見聞きするようになった「LGBT」「性的マイノリティ」「多様な性」みたいなことをお話しています。 きっかけは、鳥取大学の学生サークル「虹色らくだ」に入部したこと。映画上映会やら勉強会やらを経て、中学校・高校をはじめ、県や市が主催の公開講座、企業研修、教職員研修などなど、いろんなところでお話させていただきました。 「虹色らくだ」を卒部後は、別の任意団体に所属したり、その団体が無くなったりして、今は1人で活動しています。2021年までに31回講演をし