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わたしは 移動図書館をやっています

ちょっと大げさなタイトルつけてもうたけど。

大学3年でサークル活動が終わってからずっと、「なにかやらないとな~」と思っていました。LGBTに関する活動…交流会でも、勉強会でも、イベントでも、なんでも。
でも、卒論に追われて何もできないまま大学を卒業して、働き始めたらもうそれどころじゃなくなって、早数年。心調を崩してフリーターになって、今一度、自分のやりたいことを考えてみたとき、「図書館やろう」と思いつきました。
図書館と言っても自分の蔵書を30冊くらい持っていって、自由に見てもらうくらいです。(写真こちら)

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頻度は月に1回。マルシェ的なところへ出させてもらっているくらいだけど、ちょうどよい。これはこの先また勤め人になっても続けたいなぁ。


きっかけは、私がもともとやっている講演活動のときのこと。
まだまだ講演スタイルを模索中で、その時は「逃げ場になるように」と、講演中にLGBT関連の本や漫画を供覧していました。話を聞きたくない子や、知ってることばっかりな子、眠気つぶし暇つぶし、なんぞになればと。
そして、とある学校で、「この機会に図書館にLGBTコーナーを設けよう」という話になった。嬉しくて、ノリノリで蔵書を1箱分(3~40冊くらい)貸した1ヶ月後、本を取りに伺うと「結局どの本も図書館に置けなかった」と言われました。おげーん。

教職員、司書、養護教諭、どこまでが何を判断したのかは定かではないし、「なんで?」と聞いても明確に答えは頂けず。
多分、「学校では教えてくれないそこんところ!」に触れていたり、指針になくて決められない感じだったりするのかなぁ、と思った。
でも、インターネットやテレビや何やで確実に見聞きしているのに。みんな知ってるのに。知りたがってるのに。
「あと一歩」を踏み出せない圧というか、疑心暗鬼感というか、転ばぬ先の杖感というか…。「学校って深いんやな」と思いました。


「それなら自分でやっちゃおうか」ということで、蔵書をひろげて、ハイ図書館。
そして、出すなら好きな場所で、ということで、マルシェ的なものをやっている方々の仲間に入れてもらい、月に1回図書館をしています。
のちのちは、ほかの好きな場所でも図書館をしたいな。

(ちな好きな場所の詳細は別のブログに書いてます!その1その2

図書館、本読んでもエエし、勉強してもエエし、デートしてもエエし、トイレ借りるだけでも、待ち合わせだけでも、OK。
そして私がやってる「ゆるしか図書館」は、ネカフェ要素みたいなものもプラスなので、ドリンクバー、お菓子もあります。食ってよし飲んでよし読んでよし読まなくてもよし。

評判とかはわからないけど、図書館にレビューってあんまり聞かないし、こちらも「どうでしたか?」とはあんまり聞かないけど…。

でも、楽しいです。

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