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【大学生】大学生活、どう終わらせる?

大学4年生、気づけば6月に入った。

あと100回も学校に行くことはない。
いや50回もないのではないか。

そろそろこの肩書きに終止符を打つ準備を始めなければならない。
さあ、どう終わらせよう。

Instagramでお題を募った。

今回は「大学卒業する時、どんな自分でいたい?」

もうすぐ、学生生活が終わろうとしている。
私の人生、「学生」という肩書きでほとんど生きてきた。

中学生の私は、

友人、先生、勉学、生きることすべて、
何にも報われなくて、
生きるのを何度も辞めようとした。

授業中に手を挙げれば揶揄われ、
成績が上がれば妬まれた。

今思えば、
それは思春期と呼べるかもしれないが、
どうしても、あの時、
私が生きる世界は窮屈で、光が無かった。
その中で必死にもがいていた。

自分の体は何度も傷つけたし、
何度も声を殺して学校のトイレや教室、
家の風呂場や部屋で、毎日泣いていた。

あの時より辛いことが、
今日まで何も起きていない。

あの時だって、生きられたのだから、
あれ以上もう何も辛くないのに、
今は死にたいなんて思わない。

高校生。

高校一年の冬に転校をしている。
この転校が私の転機だった。

これまで、
私が学生だから、
社会に、法に、守られて、許されてきた。

この肩書きに私は随分甘えてきた。

けれど、周りには法を守らない大人がいて、
社会を、法を、裏切る人が私の未来を殺した。

だから、守られた場所で生きるしかなかった。

どこに行っても何故か私を知る人はいた。
小さな場所での情報はとても早かった。

私と同じ制服を着る友人が街を歩けば、
「(私)ちゃんと同じ高校ですよね?
(私)ちゃんを知っていますか?」
と聞かれていたらしい。

私は相手が誰だかいまだに知らない。
潜むように、帰路を変えて歩く時期もあった。

転校先では
大人には従順に、しかし意志は貫いた。
一度失われた信頼を、結果で取り戻した。

嫌なことにはとことん反抗し、
とことん物申す。
そうすることで、
中学生の時の私が少しずつ報われていた。

声を上げられなかったあの頃の私を
高校生の私が報いた。

大学生、上京。

新しい環境にとにかく行きたかった。
新しい友達、土地で学問を学びたかった。

私を知らない人たちと、
ゼロから人間関係を構築したかった。

ここで私の過去を知る人は私だけで
私はこれから何者にでもなれる、
そう思っていた。

だから私は自由に、羽ばたけた。
ああ思われたらどうしよう、
嫌な目を向けられたらどうしよう、
なんて不安が一つも無かった。

やったもん勝ち。

誰かとの勝ち負けはないけれど、
昔の自分には、勝ちたかった。
声を上げられなかった自分に、勝ちたかった。

今は圧勝している。

行動力がある、
とまで周りには言われるようになった。
(全くそういう訳ではないのだが)

2025年3月を私はどう迎えるのだろう。

きっと、
過去の私が報われたら、
それでいいのだと思う。

あの時生きることを辞めようとした私、
あの時必死に勉強をしていた私、
あの時大人に裏切られ絶望した私、

そんな私でも、今は幸せなんだと、
胸を張って過去の私に言えるようにいられたら、
きっとそれ以上に望む私の理想像はない。

学生の終着駅はもうすぐ。
この肩書きにあと少しだけ甘えて、
やりたいことをたくさんやりたい。

圧倒的にお金よりも経験を選びたい。

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