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vol.29 熱い炎というより、消えない静かな火 ~三日坊主解消への挑戦~

自己探求の記録が、ようやく現実の時間軸に追いついてきた。
昨年2023年のこと。私はついに、長年私の自己卑下の元になっていた「三日坊主解消」に取り組んだ。
(元からコツコツ努力できる人は、“いやそんなん私とっくにできるし(ドヤ)”という気持ちで見てほしい。)

ジャーナリングに伴走してもらっていた2022年前半も、「間食をやめる」とか「色彩検定試験への勉強」をコツコツやることに1か月程度挑戦して、意外と自分も続けられるんだ、という喜びは感じていた。
『✎ゆさぶられても逃げたくなっても、大丈夫、ちょっと気分転換したら、また戻れるよ』

新たに挑戦したのは、『ちりつも習慣』と題して、ちりも積もれば山となる、小さくても、自分が決めたことを毎日続ける習慣である。

しかし講座終了後、この挑戦は2度、失敗することになる。

ようやく続けられるようになったのは、’23年5月以降のことなので、上記の講座中の挑戦から実に丸々1年かかってからだった。

ちりつもは一つではなく、複数の小さなことを掲げた。
最初は、
・朝の家事4点(ベッドメイキング、食器、洗濯、風呂掃除)に加え
・英語のシャドーイング5分/または読書5分

引っ越してすぐだったので、家をきれいに保つモチベーションがあったため、
すでに家事は習慣になったところだったのに加え(それまでは恥ずかしながら毎日の習慣ではなかったのだ)、朝家事→からの在宅勤務開始5分前には絶対に机に座り、英語や読書をやる、とした。

これらができるようになってくると、
・玄関掃除
・当時育て始めたミニトマトとの対話
・庭の掃除&水やり
等を追加したりした。

他にも、
・1分瞑想
・骨盤矯正ヨガ
・夜寝るときに子どもたちに笑顔でお休みと愛を伝える(意外と難しい)
・今日を最高の1日にするために自分にできることは何?と自分に聞く
などを入れ替えたりした。


これはただひとりでやっただけでは続かなかったと思う。
ここが最大の肝だと思うが、
【毎週日曜にその週のことを振り返り、それを踏まえて次週の取組みをちりつもとして掲げ、他メンバーに共有する】ということをやったのだった。

振り返りでは、ちりつも達成具合はどうだったか?高いならOK!そのまま続行。
低いならどうして集中できなかったのか、
何か内面的な問題があったのか、or 体調面に課題か…etc
自分に問いかけて、自分に『今、何が必要か』探る。

一緒にやってるメンバーからいいね👍をもらえるので、それも小さな継続モチベになった。



毎週自分のことを振り返ると、自分が今どんな状態なのか、感じ取れるようになる。=イコールそれが、「意識化」や「自分と繋がっている感覚」であると感じられる。

また、最初の挑戦を始めたばかりの頃は、「やるぞー!✊」というようなやる気満々、炎がゴ~ッ🔥と燃えている状態だったが、本当に続かなかった。
それが、続けられるようになったらどうなったかというと、
「ただ、やる。」
自分が決めたことを、ただ淡々とやる。例えてみれば、心の中に消えない火がずっと灯っている🕯、そんな感覚だった。


例えるなら、中高のバレーボール部の試合で、
弱小チームは、いくぞ~!と気合十分でも、ミスが出ると途端にあぁ~。。。と顔に出てその後も引きずりボロボロ・・・
でも強豪校は、ミスをしても驚くくらい顔にも出ず、すぐ同じ体勢に戻り、また同じリズムで淡々とプレーしてる・・・
というまさにこんな感じといえばわかりやすいだろうか?(弱小側の実体験)

そしてゴ〜ッのときは、「やらなきゃ・・・!!」だったのが、
不思議と、ただ静かに「やりたい。やろう🪷」というマインドになっていった。
こうやって続けられる『心のスタミナ』がつくと、それは「自分への確かな信頼と自信」になった。

以前は、ただただ高い目標(こうあらなければいけないはず)ばかり見て、そこに届く手立てを知らなかった(自分にはできない、と諦めていた)のだが、
今は、『理想は現実の延長線上にある』と自然と信じられる。だから「今」何をするか、にFocusできる。
大袈裟に言えば、人生を創っているという感覚が少しわかるような気がしてきたのである。


もちろん、常に達成率が100%近いわけではない。
例えばここ最近は、「玄関と庭掃除、アウトプット、姿勢正し」を毎日のちりつもにしているが、今週は日中なぜか元気が湧いてこずグダグダ気味の週になってしまったし、姿勢を正すことなんかはほぼできていない。
なので、それはなぜなのか?自分に問いかけている最中である。


長きに渡った「自分を知る」ことは、こんな副次的効果も産み出したのだった。


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