ロスチャイルド家⑦ ロスチャイルドの物語・陰謀論
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今回はロスチャイルド家の英語版Wikipediaの翻訳をします。翻訳のプロではありませんので、誤訳などがあるかもしれませんが、大目に見てください。翻訳はDeepLやGoogle翻訳などを活用しています。
学問・思想・宗教などについて触れていても、私自身がそれらを正しいと考えているわけではありません。
ロスチャイルド家
文化的参照
デイリー・テレグラフ紙の言葉である。「この多国籍銀行一族は、富と権力、そして思慮深さの代名詞である・・・。ロスチャイルドの名は、おそらく他のどの一族も敵わないほど、金と権力の代名詞となっている。」
ロックフェラー家とロスチャイルド家についてハリー・マウントは、「この2つの王朝が非常に例外的なのは、単に目もくらむような富だけではなく、彼らがそれを長い間持ち続けたという事実、そして戦利品だけではなく、彼らの家族企業も含めてである」と書いている。
ロスチャイルド家の物語は、多くの映画で取り上げられている。1934年のハリウッド映画『ロスチャイルド家』はジョージ・アーリスとロレッタ・ヤングが主演し、マイアー・アムシェル・ロートシルトとネイサン・マイヤー・ロスチャイルド(共にアーリスが演じた)の生涯を描いたものである。この映画の抜粋は、ナチスのプロパガンダ映画『永遠のユダヤ人』に著作権者の許可を得ずに組み込まれた。もう一つのナチス映画『ロスチャイルド家(ワーテルローの株式)』は、1940年にエーリッヒ・ヴァシュネックが監督したものである。1818年までのロスチャイルド家の歴史を描いた『ロスチャイルド家』というブロードウェイ・ミュージカルは、1971年にトニー賞にノミネートされた。ナサニエル・メイヤー(「ナティ」)・ロスチャイルド男爵は、アイアン・ピアーズの歴史ミステリー小説『ストーンズ・フォール』に脇役として登場する。メイアー・ロートシルトはダイアナ・ガバルドンの小説『ボイジャー』に、ジェイミー・フレーザーがル・アーブルに呼び寄せたコイン販売人として登場し、メイアーが20代前半のとき、ロスチャイルド王朝設立前のコインを鑑定している。ロスチャイルドの名は、アルダス・ハクスリーが小説『ブレイブ・ニュー・ワールド』の中で、歴史的に裕福な人物や科学革新者などの多くの名前の中に登場する。モルガナ・ロスチャイルドと名付けられたこの人物は、物語の中で比較的小さな役割を果たした。極度の富裕層の代名詞として使われるロスチャイルドの名前は、酪農家テヴィエの物語に出てくる歌「もし私が裕福だったら」をモチーフに、イディッシュ語で「Ven ikh bin Rotshild」と書かれ、「もし私がロスチャイルドだったら」という意味の歌になった。
ロスチャイルド家(1934)
フランスでは、19世紀から20世紀にかけて、「ロスチャイルド」という言葉は、限りない富、ネオ・ゴシック様式、叙事詩的な魅力の代名詞とされていた。また、ネオルネサンス様式の宮殿、ベルベットや金箔の贅沢な使い方、鎧や彫刻の膨大なコレクション、ヴィクトリア朝の空虚な恐怖感、最高の芸術作品など、息苦しいほど華やかな室内装飾のスタイルである「ル・グー・ロートシルト(ロスチャイルド風)」にもその名を連ねている。「ル・グート・ロートシルト」はロバート・デニング、イヴ・サン=ローラン、ヴァンサン・フォルケイドなどのデザイナーに多大な影響を与えた。
陰謀論
2世紀以上にわたって、ロスチャイルド家はしばしば陰謀説の対象になってきた。例えば、ロスチャイルド家が世界の富と金融機関を支配しているとか、政府間の戦争を奨励・抑制しているとか、様々な形で語られている。これと同様の見解について、歴史家であるニーアル・ファーガソンはこう書いている。
ロスチャイルド家に関する多くの陰謀論は、反ユダヤ的な偏見と様々な反ユダヤ的なデマに起因している。
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