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【アルジャジーラ】ゼレンスキー大統領、ウクライナが「大きなイスラエル」になることを望んでいると語る

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今回は「アルジャジーラ」のニュース、「ゼレンスキー大統領、ウクライナが「大きなイスラエル」になることを望んでいると語る」を翻訳します。

当サイトで掲載されている翻訳記事は私自身の見解や意見を代表するものではありません


ゼレンスキー大統領、ウクライナが「大きなイスラエル」になることを望んでいると語る

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻が終わった後のウクライナの主要課題は安全保障であると述べている。

ゼレンスキー大統領は、自身の将来ビジョンには
「すべての機関」に軍隊を置くことが含まれると強調した

2022年4月5日(※翻訳する記事は一年前のものになります。)

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻が終わった後、自国が「独自の顔を持つ『大きなイスラエル』」になることを望んでいると述べ、戦後のウクライナでは安全保障が主な問題になるだろうと強調した。

火曜日に大統領の公式サイトに掲載された地元メディアへのコメントで、ゼレンスキー氏は、紛争後のウクライナの将来像として、「すべての機関、スーパーマーケット、映画館に武装勢力が存在し、武器を持った人々がいる」と強調した。

公式サイト

イスラエルでは、武装した市民、入植者、兵士の姿は日常茶飯事で、政府は頻繁に安全保障を口にする。

ユダヤ人であるゼレンスキーは、ウクライナのモデルであるイスラエルとの緊密な関係を維持することの重要性を何度か強調している

「ゼレンスキーは、戦後のウクライナがスイスのようなヨーロッパのリベラルな民主主義国家をモデルにするという考えを否定した。彼は、ウクライナ国民が「我々の偉大な軍隊になる」と述べた。

ゼレンスキーはまた、ウクライナは「絶対的にリベラルでヨーロッパ的」な国にはならず、異なるやり方を取らなければならないと述べた。

「ウクライナは私たちが最初から望んでいたような国には絶対にならない。それは不可能だ」。

「絶対にリベラルで、ヨーロッパ的で、そんな風にはならない。ウクライナは間違いなく、すべての家、すべての建物、すべての人の力から生まれるだろう」。

ゼレンスキーは、ウクライナが権威主義に陥ることはないと強調した。「権威主義国家はロシアに負けるだろう。人々は自分たちが何のために戦っているのかわかっている」と彼は言った。

イスラエルとのつながりがあるにもかかわらず、ゼレンスキーは、ロシアの対ウクライナ戦争に対する政府のぎこちない姿勢に批判的である。侵攻に対して比較的静かな立場を保っていたイスラエルの首相は、キエフ近郊のブチャで行われたとされる残虐行為を非難する声明を発表した。

イスラエル首相ナフタリ・ベネットは火曜日、記者団に対し、ブチャの悲惨な映像にショックを受けていると語ったが、ロシア軍が戦争犯罪を行ったと非難したり、モスクワの責任を追及したりすることは避けた。

「我々はもちろん、ブチャの過酷な光景にショックを受けている。恐ろしい映像であり、我々は強く非難する。「ウクライナの市民の苦しみは甚大であり、我々はできる限りのことをしている。

イスラエルは、ウクライナ、ロシア両国との良好な関係から、戦争終結に向けた努力の仲介役として浮上している。ウラジーミル・プーチンとの関係を維持するため、ベネットはロシア大統領への批判を慎重に行ってきた。代わりにヤイル・ラピド外相が、ウクライナにおけるロシアの行動をより厳しく非難している。

ベネット外相は、ブチャでの民間人の死亡を戦争犯罪としたラピド外相のコメントを記者団に紹介した。

「ウクライナからの映像や証言は恐ろしいもので、ロシア軍は無防備な市民に対して戦争犯罪を犯した。私はこれらの戦争犯罪を強く非難する」とラピド氏は声明で述べた。

コメント

ウクライナがブチャの虐殺があったとするのが2022年の2月27日~3月30日の間で、記事は4月5日のもの。記事はアルジャジーラのものですが、ゼレンスキーの声明はウクライナ政府の公式サイトで述べられているもので、ユダヤ系メディアでも報じられています。

ゼレンスキーはウクライナを「大きなイスラエル」にする必要があると論じていますが、果たしてその意味するところは、武装というレベルだけの話なのか、あるいはそれ以上なのか、疑問に思う部分があります。

ウクライナ再建は世界最大のユダヤ系投資会社ブラックロックが担っていることや、ウクライナのユダヤ人大統領ゼレンスキーの他、ビクトリア・ヌーランドやブリンケンをはじめとするアメリカ国務省のユダヤ人、フランスのジャック・アタリやベルナール・アンリ・レヴィといったユダヤ系知識人など、この問題の至るところにユダヤ人が主導的役割を演じています。

何よりも、ウクライナのシオニストがウクライナにロシアが侵攻する以前からイホール・ベルクトによって論じられている「天のエルサレム」あるいは「新エルサレム」計画とゼレンスキーの「大きなイスラエル」発言は関連があるもののように感じられます。

ゼレンスキーのいう「大きなイスラエル」という概念と
イホール・ベルクトの「新エルサレム」計画の地図とその概念は驚くほど一致する
ベルクトが考えるウクライナのユダヤ人国家「新エルサレム」

以前より、当サイトではこの計画について論じてきました。わたしの目にはアメリカ・イギリス・フランス・イスラエル、そしてロシアのシオニストおよびトロツキストがウクライナ南部をユダヤ人国家にしようとしているように見えています。

今まさに、彼らは、「彼らにとっての神」の意志ではなく、「彼ら自ら」の意志により、ウクライナに「彼らにとっての地上の楽園」を建設しようとしています。彼らはそのために一体どれほどの犠牲を捧げるのでしょうか。

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