コンサルティングの本質

①どんな本か
中小企業診断士の方々が実際に行ったコンサルティング内容について解説した本

②なぜこの本を読んだか
・経営コンサルティングの流れについて知りたかったから
・購読している経営コンサル向けの雑誌に広告が載っていたから

③どんな方にオススメか
・経営コンサルタントの方

④感想
　経営コンサルの流れについて知りたいと考えていた時、本書に出会いました。業種、課題、最近のトレンド別に事例が紹介されており、かつ事例が詳細まで書かれていてイメージがしやすかったです。支援対象の企業にヒアリングを行ったあと、業種・課題に応じて本書の対応箇所を振り返る事で、支援内容のヒントやアイデアに繋がると思います。
　本書を読んで分かった事は、経営コンサルに関し大まかな流れはあってもケースバイケースという事です。確かに経営資源の柱である「人・モノ・金・情報」は各企業によって異なるため、目の前の企業を診断する事でカスタマイズし、適切な支援を行なっていく必要があるのだと思います。前提としてヒアリング力(質問力)が重要となるため、ヒアリングに関する本と併せて読むと相性が良いのではと感じました。

⑤本書を参考に今後行うこと
・業種や課題に応じて支援の際に立ち返る
・ヒアリング力の本とともに読み直し、相乗効果を発揮させる