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「頑張る」という言葉は使いどころ難しい

何かを始めるとき、気合を入れるとき、よくこんな言葉を口にします。

「頑張ります!」

この頑張る、という言葉は本当に良い意味なのか最近よく考えます。

私は、とりあえず気合入れるとき、やる気を見せるときになんとなく言っちゃってることがあるな~と思いました。そもそも「頑張る」とは”困難にめげないで我慢してやり抜く”という意味があるそうです。

そもそも自分がやりたくてやり始めたことなのに、どうして我慢をしなければならないのかな、と考えるようになりました。

確かに、何かに本気で取り組んだら辛いことも困難もあると思いますが、根本にあるのは「楽しい」という気持ちなのになという気がします。

そんなこと考え始めたのは、つい最近です。就職活動の真っただ中、第1志望の企業にかすりもしなくて、悲しいような虚しいような、気合が入っていた気持ちとは裏腹に、何も自分を知ってもらうことも出来ずに終わってしまったことに整理がつかず、なんとなく高校の時の担任の先生に電話を掛けました。

色々話した後に、いつものように「私頑張りますね!」というと、「頑張らなくて良い」と言われました。

頑張る以外に、自分のやる気を示すボキャブラリーがなかったので戸惑い、戸惑い出た言葉が「楽しみますね!」でした。

お~なるほど。すとんと来ました。「楽しむ!」と言葉に出すことで、自然と見えない先にワクワクしている自分もいました。

頑張る、という言葉は今も自然と口に出してしまいますし、確かにやる気を出すためのスイッチのような役割のような気もしていますが、どうせならやっぱり楽しみながら取り組んでいきたいです。

それは、お気楽に取り組むということではなく、どんな変化、困難にも楽しんでいくことが強みになるのではないのかな、と感じます。

ボランティアや、ライブの運営をしていても、人が集まらなかったり、反応が思ったより得られなかったりすることがありますが、まずは自分が楽しむこと、準備段階でもワクワクすることを意識して行動していったら、次は何しようかなとか、嫌々ではなく自分からアイデアが出てきたりするものです。

多分。

頑張るって便利だけど、使いすぎるのもどうなのかしら。楽しむ!以外の皆さんのボキャブラリー教えてほしいです。

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