忘れたくても、忘れられない?

人の脳はたくさんの記憶ができます。パソコンのように正確に画像と音の記録はできなくても、匂いや肌触りといった、五感で感じた全てを記憶できます。

その記憶には、そのときの思いや感情もセットで覚えておくことができます。

懐かしい音楽、季節の匂い、そういうものに触れたとき、忘れていた遠い記憶も一緒に蘇ることもあって、なんとも切ない気分になることもありますよね。

でも、パソコンとかと違って、その記憶を自由に消去したりすることってできないんですよね。

昔、何かの映画で、脳の記憶を消したり書き換えたりすることができる映画がありました。

そんな装置があれば、政治家がよく言ってた、記憶にございません、がリアルに叶えられますね?

それに強いトラウマを抱えた人とか、PTSDのような症状を抱えてる人にとって、記憶を消去したり書き換えたりできたら、その後の人生が大きく違って生きていけると思いますよね。

たくさんのことを覚えておける。また、年をとって認知症になれば、大切な記憶をたくさん失っていくというのに、なぜ人は自分の記憶を自由にすることはできないんでしょうかね?

そこには何か、意味があるんでしょうか?

忘れたいのに、忘れられないことがあるのに、忘れたくないのに、忘れてしまうこともある。不思議ですね。




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