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【短歌一首】 連休の初夏の公園ただ一人風と葉擦れと光と影と

連休の
初夏の公園
ただ一人
風と葉擦れと
光と影と

5月2日、ゴールデンウィーク後半の初日、昼過ぎにたまに行く住宅街の中にある公園に行った。
いつもは散歩している人や、遊んでいる子供を見かけるが、公園に誰もいない。

無人のブランコ
グラウンドとベンチ

いつもはグラウンドでサッカーやバスケットボールの練習をしている子供を見かけることが多いが、この日は誰もいない。ベンチにも誰もいない。こんなに清々しく、柔らかい光と風の日なのに。

すべり台

公園で人気の遊具のすべり台にも誰もいない。

大きなケヤキ

木陰のベンチに一人でしばらくたたずむ。 ケヤキの葉叢を抜けて降り注いでくる午後の太陽、そよ風に揺れて聴こえる葉擦れの音。あまりにも心地よく、20分くらベンチに座っていた。誰もいない深く静かな午後。

ケヤキの太い幹
グラウンドの木陰

座っているベンチの目の前には、大きなケヤキの影がグラウンドに木陰を作っている。

公園の出口への小径

こんなに気持ち良い公園に子供も大人も誰もいないとは。ゴールデンウィークで帰省や遠出をしているのかな。 春〜初夏〜梅雨と、桜、ツツジ、紫陽花が順番に花を咲かせる美しい公園だけど、今の一時期は花はほとんどなく、見渡すかぎり若葉の緑。

住宅街にある小さな公園にも楽園がある。

猫間 英介



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