【短歌一首】 ジェット機は十月初日の夕陽浴び茜雲連れ何処へ行かん
十月初日、朝は雨が降っており昼過ぎまでは雲が低く垂れ込めていた。
しかし、午後遅くなると晴れ間が見え始め、日暮れどきには美しい夕焼けを見ることができた。
十月となり空も雲もいっそう高くなってきた。まだ気温は28度くらいあるが、吹き抜けていく風は二の腕や首筋に涼しい。夕暮れ時の街の陰影もどんどん濃くなる。
空に浮かんでいるうろこ雲に日没の残光が反射してピンク色に染まる。
雲の位置は相当高いのだろう。普段は雲の間を飛んでいたり、音だけで雲に隠れて見えなかったりする飛行機の機体を、今日は肉眼ではっきりと追い続けることができる。
十月はどんな月になるのだろう。
最近は十月に入っても30度以上のいわゆる「真夏日」となることがよくある。
子供の頃は十月といえば遠足、写生会、運動会、文化祭、部活の対外公式戦など秋のイベントが目白押しだったが、真夏日の開催となると随分と暑そうだ。
猫間英介
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