チェスと政治
ボビー・フィッシャー(米)は冷戦時代、ソ連の選手を破って世界チャンピオンになった。
アメリカ初の快挙である。
もともとチェスが盛んなソ連に対し、国家の威信を背負って戦ったわけだ。
その後、彼は反米主義者になったようで、9.11テロの際は喜びを爆発させ批判を浴びている。
フィッシャー以後のスターと言えば、ソ連崩壊を挟んで15年間も王座に君臨した、ガリル・カスパロフ(露)。
現在は政治活動を行っており、プーチン政権を果敢に批判している。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/06/isis-13.php
フィッシャーのようなエキセントリックな政治発言よりは良識を感じさせる。
当のプーチンはチェスではなく柔道が得意で、それが政治手法に表れているとの見解がある。
https://jp.wsj.com/articles/SB11503198497904634885004585477313114574910
https://ironna.jp/article/5733
プーチンがカスパロフにチェスを教われば、政権のあり方も変わるかもしれない。