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愛が極まった素人と野生のプロが入り乱れて僕は欲求不満です『夏の自由工作選手権 兎田ぺこら配信』

やあ、僕だよ。飽き性ちゃんだよ。
秋の始まりを感じたと思ったら、もはや冬の空気に変わっているよね。こういう時期になると手編みのマフラーを何本も編んでいたことを思い出すんだ。

ものづくりって楽しい。
楽しいからこそ、器用な人たちを見ると嫉妬でいっぱいになるし、それと同じくらいワクワクが溢れ出す。
僕がフィギュアを好きなのは造形が好きというより、完成に至るプロセスを想像するのが好きなのかもしれないな。

そんな僕が遅ればせながら、兎田ぺこら氏の企画動画を視聴した。
Vtuberが苦手な君は「動画あらすじと感想」を飛ばしてもいいさ。
君の好きなように楽しんでくれると嬉しいな。さあ、今日も始めようか。

動画あらすじと感想

『【夏の自由工作選手権】ついに開催!!!!!!!!!!!!!ぺこ!【ホロライブ/兎田ぺこら】』兎田ぺこら
YouTubeで視聴。僕の大好きなぺこら氏の、視聴者参加型ものづくり企画。十月十八日配信のものをアーカイブで鑑賞した。
テーマを「兎田ぺこら」として自由工作を募集したのだが、その作品を彼女本人やスタッフが事前審査し、本配信で選りすぐったものを紹介していた。

七月中旬から募集していたようで応募作品は六百件にも及んだらしく、金銀銅賞もさることながら入賞作はすべて素晴らしい出来であった。
個人的には牛田べこらとちりめん、刺繍のヘアゴム、ヘッドホン、キーボード、ぺこらモニター、ファミコンカセット(実際に読み込める!本当にすごい!)がとても気に入った。

なお、入賞作以外にも「#兎田ぺこらの夏の自由工作選手権」でTwitter検索すると幸せになれる。
ものづくり動画が好きな人にはぜひ、作業用動画としてでもいいので視聴してほしい。そして彼女が気になったら、他の動画も観て共に沼ろう。

僕(不器用)のはじめてのものづくり

僕は不器用だ
だからこそ、ものを作り出す人たちにリスペクトと嫉妬を禁じ得ないし、僕がアニメや漫画、アートを好きなのも、少なからず絵が下手であるコンプレックスがそうさせていると言えなくもない。

そんな僕も小中学校の授業レベルでは不器用さをごまかしきれたのか、意外にも成績はよかった。
もはやほとんど覚えてはいないのだけれど、「理想の世界」というテーマで絵を書かされた時に市だか何だかの賞を貰ったことがある。

アイデアが斬新だと言われたはずだが、整った作品の中に僕の作品が紛れ込んでいるのが嫌で仕方なく、誉め言葉を受け入れるのが困難だったのを覚えている(当時の僕はプライドが高く、完璧主義であった)。

アートとの邂逅

僕の高校には美術科があり、非常にレベルの高い作品が廊下に落ちていたり、カバンの中に突っ込まれているような日常を過ごした。
彼女たちが作り出し、乱雑に扱われる作品群を見た普通科の僕は、何とも言い難い気持ちを持ったものだ。

思えばあれが嫉妬とリスペクトの始まりだったように思う。
当時の彼女たちの中でアートを飯のタネに出来た人はどのくらいいるのだろう。
いずれにしても、当時の僕にとってそれはまぎれもなく「アート」であった

ところで僕はホラーが苦手である。
映像作品も苦手なのに立体物が並ぶお化け屋敷などもっての外だ。
しかし僕の高校では文化祭の美術科の出し物がお化け屋敷というのが恒例であり、「大丈夫大丈夫、ちょっと不気味なだけだって」と友だちの甘言に唆されて入ったはいいが、あまりの出来の良さに喉を枯らすまで絶叫し、号泣一歩手前まで追い詰められた(この時は僕のプライドが良い方向に作用した)ことを急に思い出した。

今思い返しても、結構なクオリティだった
夏になると期間限定の有料イベントでお化け屋敷の企画をよく見かけるが、あれに至る程度のものだったと僕は思っている。

ものづくりと僕が現在に至るまで

その後の僕はというと、貞操観念も恋愛感覚もぶっ壊れていた時期に編み物を習得しており、それは同時並行していた幾人かの恋人の誕生日(あるいはクリスマス)プレゼントの代金を浮かせるためであるが、以降、現在に至るまでほとんどものづくりをしてこなかった

が、Vtuberにハマったのを発端にして、可愛い女の子が僕の意のままに動いているのを見たいがゆえに3Dモデルを作成した。
最初は「Blender」を使っていたが、あらゆる難易度が高く(スキルもパソコンのスペックも)一度断念。
直後、「Vroid」に出会い、ゲームスタート時のキャラクリをするかのごとき操作性に魅せられ、二日かけてモデルを作った。

そう、この記事の謎の美少女は僕の作ったモデルちゃんだったのだ。

現時点でこの子を使って何をするでもなく、スマホ版Vroidを使ってポーズを取らせて愛でるくらいしか用途がないのであるが、いつか何かさせてあげたいなとは思っている。
どなたかよいアイデアがある方はコメント欄で教えていただけますと幸いです

ものづくり欲がものすごいある

それなら腹の子のために手作りの何かしらでも制作したら良いのだろうが、前述の通り、僕は不器用であるので西松屋で購入した方が子どもも僕も絶対に幸せになれる為作る気はない。

けれど、何か作りたい。
出来ればスキルがなくても、自分で鑑賞出来て心が癒される、そのように楽しめるものづくりを探している。

以前習得した編み物は実用性はあるものの、労力はかかるし、正直完成後にもそこまで愛着や達成感がない。
刺繍はすごくいい線行っている気がするのだが、文字通り「飽き性」である僕の根気が続くどうか疑念がある。

モデリングもどきは楽しかったので、3Dプリンタも非常によい気がする。今度こそBlenderの習得をするべきか。
より初心者に適した触りやすいCADソフトがあるのであればそれを選択肢にしたい気もするが、そもそもまったくの門外漢にそのソフトに辿り着けるのだろうか。

あー!何か作りたいよー!!!

そうして、欲求不満を持て余す人妻の夜更けは寒々と過ぎていくのであった。

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