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【期間限定】摂食障害を克服するために 止まらない食欲

【巨食症の明けない夜明け 松本侑子著】という
本をご存知でしょうか?

当時は非常に有名になった本でした。






私も目を通しましたが




リアルではありませんでした。




本当に過食の方ならご存知のように、




あんなに少ない量ではないのです。



レジのカゴ山盛りになるまで買った食べ物を、




一回の食事で食べきってしまうのです。



YouTube動画に大食いチャレンジというのがありますが、

あれくらい余裕です(本当に)



てか、


大食いYouTuberは、ほぼ摂食障害かと思われます。(一部の人を除く)


誰もいない部屋で泣きながら食べ、



味も良くわからないまま胃に詰め込まないと満足できない。


死にたいとすら考えるくらいの浅ましい自分の姿。


増えて行く下剤。


そのうちに、



スーパーのレジの人に覚えられるのが怖くなり、


あちこちのコンビニやスーパーを梯子するようになりました。



下剤を買うドラッグストアも毎日変えていました。



大金使って下剤たらふく飲んでなにやってんだよ、と泣きながら食べていました。



毎日体重を計っていました。

非常に矛盾した行動に見えますが、
朝イチに体重を測ることが儀式のようになっていました。


じわじわと増える体重計を見ながら


吐くことができない私が考えたのが、



過食したあとに


父が飲むお酒1本を、
一気に全部飲んだ気持ち悪さで吐くという方法でした。


お酒を全く飲めなかった私が、


ただ、ただ、吐く為だけに飲むお酒は、



一歩間違えていたら

急性アルコール中毒で死んでいても不思議ではありませんでした。


死んでもいいと思った私を唯一引き留めていたのは、



髪の毛を一度も伸ばしたことがなかったからでした。


ずっと部活で短い髪型にしていた私は、
髪を長くしたことがありませんでした。


『髪が肩まで伸びたら死のう』


本当にそう考えていました。