読書メモ:『教養としてのジェンダーと平和』
風間孝, 加治宏基, 金敬黙(編著)2016『教養としてのジェンダーと平和』法律文化社.
1. 序p.3~4「性別二元制とは、性別は女と男の2つからなり、正反対の性質をもつという考えのことです。そして男女の違いは、女と男は互いに異なるのだから惹かれ合う、すなわち異性愛を自然なものとみなす考えを形づくります。異性愛を唯一の自然・正常な性愛と見なす考えのことを異性愛主義と言います。私たちの社会は男女が惹かれ合うのは自然であるという前提で成り立っていると言えるでしょう。(中略)