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ひょうたんじま’24 2月(三陸地おこの活動報告)

年明けたと思ったら、もう2月に入ってました。
1月は1週間ほどお休みをいただいたので、思っていた以上に早く過ぎていましたね。2月もそれなりに密度の濃い1か月となりました。
(写真は弘前視察の際、モーニングで行ったスタバ)


1.おおつち里海ダイビング'23[Part3]

~ 2月11日(日)~

 今回は1回目同様、ドライスーツ経験者で参加者を募ったため、結果的に集客に苦労してしまいました。前回FB広告がよいパフォーマンスだったことに頼った部分もあります。拠点、インストラクターがいない状況の中では「東北の小さな町大槌でダイビングができる」という認知度を高めることが今の取り組むべきことと認識できた回でした。
 当日の様子は、協会のHPにブログをアップしましたので、そちらをぜひご覧いただければと思います。

~ 大槌町観光交流協会HP ひょっこりおおつち(ブログ)~

~ 当日の様子 ~

参加者、スタッフ総勢20名のイベントスタート。いい天気!
準備OK!パシャリ!
みんなでワイワイ、コンブの種苗づくり作業
ダイバー集合!
自分で作った種苗糸をロープに挟む
新おおつち漁業協同組合女性部の皆さんがランチを提供
海賊鍋
ホタテのバター焼きに鮭のホイル焼き
最後にみんなで記念撮影


2.みちのく潮風トレイル 第2回地域連絡会

~ 2月1日(木)~

 昨年から出席し始めた「みちのく潮風トレイル 地域連絡会 碁石海岸インフォメーションセンター管轄区間」の令和5年度第2回目の会合に出席してきました。
 会議はトレイルクラブ事務局、環境省、碁石海岸インフォメーションセンター管轄区間の自治体、観光協会、DMOなどが一同に集う会議で、年2回の開催ながら、13時半から16時過ぎまでみっちり行われます。
 各自治体によるトレイルコースの現状把握とメンテンナンス結果の報告、各団体からのトレイルの利活用についての情報提供、事務局側より令和6年度の取組みについての説明があり、意見交換を行って修了しました。
 この会議に、一昨年まで大槌町観光交流協会は参加しておらず、また、大槌町自体もトレイルについては積極的な取組みは行ってきませんでした。自分が観光交流協会に入り、ジオの認定ガイドを取り、環境省、碁石海岸インフォメーションセンターと交流するようになる中で、出席の打診を受け、参加するようになりました。初めて会議に出席してみると、沿岸5市町の観光協会で唯一大槌町だけが参加していなかったのです。
 自分が参加し、実際それほど発言する場はないのですが、他の自治体と同じように会議の席に着くようになったのことは、とても意義のある事と感じています。
 

会議はおおふなぽーとで開催
各団体が用意した資料で厚みがやばい


3.第2回三陸観光プランナー養成塾

~ 2月6日(火)・7日(水)~
 一昨年、受講生として受けていた三陸観光プランナー養成塾の弘前視察に、OBとして参加させていただきました。
 人生2回目の弘前。今度は学びの場所として訪れることができました。初日はお隣の黒石を訪れ、郷土料理のお昼をいただいた後、仲町こみせ(小見世)通りを視察、歴史ある建造物と雪国文化が生んだ特徴的アーケードを活かしたまちづくり、官民との融合が見られる素敵な場所でした。
 弘前にチェックイン後は市内のお店で関係者と参加者との懇親会を。お酒が飲めない自分はこういう場所では食事に専念。でも、あっという間に食べ終わる。。。みなさん飲みが進むにつれ、話の花も咲き、終わることなく中締め、その後2次会3次会へ向かっていました。自分は仕事のメールが入ったため、宿舎で対応。2次会3次会組はとても楽しかったようです。
 2日目は、宿泊先のゲストハウス「ORANDOの二階」のオーナーの取組みのお話しを聞き、その後、「ひろさきガイド学校」の話しを聞き、意見交換んを行った後、実際に弘前城をガイドして頂きました。
 雪の中の弘前城は、7年前に来た時とはまた違った趣がありました。大槌城も建物あればなぁ…(時代的に天守閣なんてないですが…)
 その後、各自昼食を取り、帰路へ。移動時間が長い旅でしたが、ここ一年東京方面、仙台以外、近隣の観光地を訪れていなかったので、他地域の観光を肌で感じることができとても有意義な時間でした。
 個人的に注目していたひろさきガイド学校は、学校の仕組みの話しが主で、実際のガイド部分についてのあれこれを聞きたかった自分としては、ちょっと残念な内容でしたが、参加できて良かったです。

黒石市の担当者から挨拶
郷土料理(茶碗蒸しが甘くて栗入りにはびっくり)
仲町こみせ(小見世)通りをガイドと視察
遠くまで続く小さな木造アーケード
懇親会の様子
会場前で
ひろさきガイド学校についての研修
弘前城のガイド体験
7年ぶりの弘前城
岩木山にお別れ


4.地おこ報告会

~ 2月14日(水)~

 今年もこの日がやってきました。地おこであるがゆえに、絶対避けては通れないイベント「地域おこし協力隊報告会」略して地おこ連絡会。
 2023年度は、受入れ事業主ごとではなく、テーマに沿った人選を行ない、そのグループごとで行うことに。そして、発表形式は、これまでの一人発表ではなく、座談会形式に。正直、自分にとっては一人しゃべりの時間とパワポづくりの労力が軽減されるので歓迎でした。メンバーはチラシの5人。テーマは「ひととまちをつなぐ」。自分は今回、個人の取り組んできたことについて話させていただきました。結果的に自分が報告会の時間を長引かせる原因の一人になってしまいましたが、伝えたいことを伝えられて個人的には満足しています。その中で、大槌町の人たちとのつながりの話しもできました。
 当日の昼間は、会場で振舞う「まほコロ(大槌サーモンクリームコロッケ)」をメンバーで仕込みました。リーダーは「まほコロ」の生みの親であるまほちゃん。メンバー5人でのクッキングはとても楽しい時間でした。結果100個近い数の「まほコロ」が出来上がりました。
 味も素人メンバーが手伝ったにしてはまずまずの出来だったと思います。報告会の来場者の皆さんにも好評だったので、今度はイベントで販売してみようという話もでました。
 自分が出店している焼きそばと合わせ、今後、どこかのイベントで「まほコロ」が見られるかも知れませんので、注目していてください。
 

チラシはメンバーの航くんが担当
みんなで仕込み
クリームづくり
リーダーまほちゃんさすが手際がいい
よこで必死にくらいつく・・・?
コロッケ揚げ中(担当わたし)
良い色に仕上がりました
必死にロゴ作成中のまほちゃん
できあがったロゴ
たくさんできた
出来上がり!
まかないでやきそば振舞いました
報告会(みな緊張気味?)
メンバーで記念撮影


5.郷土芸能能登半島チャリティ公演

~ 2月25日(日)~

「大槌町郷土芸能保存団体連合会」が、2024年元旦に発生した能登半島地震で被災された方々のために、少しでもお役に立てたらと開催した「大槌郷土芸能チャリティ公演」のお手伝いをしました。
 当日、受付・案内係を担当したのですが、チャリティー入場料500円のほかに募金してくれる来場者多数で、延べ170人ほどの来場者と20万を超える募金が集まりました。
 演舞する各団体も能登へ届けとばかりの熱い演舞が繰り広げられ、その思いも一緒に募金が能登に届くとよいなと思いました。

特別公演としてスタート
会場は満員
鹿子踊は大槌鹿子踊として参加

【大槌町郷土芸能 特別公演...

Posted by 大槌町観光交流協会 on Tuesday, February 27, 2024



6.平泉・一関DMO

~ 2月27日(火)~

 大槌町魅力発信ツーリズム事業の一環で、一関に「観光まちづくり」の視察研修に行ってきました。
 一関駅前にあるコミュニティーセンター「一BA(いちば)」にて、午前中は、世界遺産平泉・一関DMOの松本数馬さんのお話しを聞き、DMO事業や観光まちづくりについて学びました。
 午後は、「行灯づくり体験」行いました。行灯の側面のデザインを自由工作する物でしたが、参加者皆熱中、自分は四面を四季に見立て、イメージするデザインの紙貼ってシンプルに仕上げました。
 一緒に参加したNPOおおつちのあそびのメンバーはさすがで動物のデザインを表現していました。思い思いの行灯、楽しめる体験コンテンツでした。
 昼食でいただいた名物のカツ丼(ソースカツ丼)。とてもおいしかったですが、若者には足りなかったようで、その後、カレーを食べたとのこと。そういう所で自分の年齢を実感してしまいます。

講師の松本さんの話は勉強になりました
名物のカツ丼(ソースカツ丼)
午後は行灯づくり
のあそびのメンバーさすがのクオリティ
参加メンバー


7.節分祭(大槌稲荷神社)

~ 2月4日(日)~
 大槌稲荷神社の節分祭。昔の慣習文化を復活させるべく神事に勤しむ小國権禰宜。大槌の独自の文化としても継承されていくことを願います。

(1)鬼巡業・豆まき神事

 昨年、復活した「鬼巡業」。なまはげしか知らなかったので、昨年鬼巡業を知った時には、なんかワクワクしました。当日はおしゃっちへ向かいましたが、既におしゃっちでの巡業は終わり、休憩から出るところの一行に出くわし、パシャリでした。
 その後、15時より大槌稲荷神社境内で「豆まき神事」に参加。豆(こちらでは大豆ではなく落花生)まきのほかに、御菓子、おつまみ品などが巻かれ、その豆やお菓子には当たり番号の書いた折り紙がついていて、その景品が豪華なので、参加者の熱気はすごく巻かれる豆に飛びつく勢いがすごい。
自分も結構採ったものの。残念ながら当たりくじを引くことはできませんでした。
 でも、童心に帰る感覚がとても楽しい神事でした。

鬼巡業の一行
豆まき神事

(2)鵜鳥神楽

 昨年の「黒森神楽」に続き、「鵜鳥神楽」を観劇することができました。
 境内での奉納舞い、参集所での演舞ととても楽しませていただきました。
 感激する中で、衣装や舞いが金沢神楽に似ていたり、ところどころ大槌の郷土芸能に似ているところがあり、沿岸の郷土芸能の繋がりを感じました。
 また、今でこそ国の重要無形民俗文化財となっていますが、その昔には、大衆演劇などの様に、大衆娯楽として楽しまれていたのだなと思えるような演舞がいくつもありました。
 大槌に来なかったら、これほど郷土芸能を観ることもなかったと思います。とても貴重な機会でした。

境内での奉納舞い
鬼巡業で使用した鬼の面
清祓①
清祓②
日本武
山の神①
恵比寿舞①
恵比寿舞②
恵比寿舞③
獅子噛み


8.藻場再生活動

(1)藻場再生協議会写真展

~ 1月21日(日)~2月12日(月・祝)~

 1月に開催した三陸フォトコン後に始まった写真展も、里海ダイビングの翌日12日で終了しました。
 藻場再生活動への認知度アップと三陸の海の現状を多くの方に知ってもらう機会になったっと思います。
 展示では大槌町観光交流協会もブルーツーリズムの里海ダイビングの取組みについてパネル展示させていただきました。

会場①
会場②
フォトコン出品者作品
大槌町観光交流協会も貼らせていただきました


(2)ウニ採捕

~ 2月9日(金)~

 大槌でもやっとウニの畜養実験が始動し、実験に使うウニを採捕する作業。先日採捕で足りなかった数、1000個ほどを採捕しました。
 この日は潜らず船上での水揚げ係として参加。各ネット100個ほどのウニを入れた有るのですが、水中ではなんなく運べても、いざ陸に揚げればそれなりに重く、船上での作業は結構骨が折れました。
 水揚げされたウニは大きさで仕分けされ、各水槽へ入れられ、その後抽出したウニを計測、10個のウニほとんど歩留まりゼロでした。

ウニ採捕へ向かう
採捕したウニ
倉庫で選別
水槽の中へ
歩溜まりゼロのウニ


(3)沿岸圏域環境学習交流フォーラム

~ 2月17日(土)~
 藻場再生活動や里海ダイビングでお世話になっているみちのくダイビングリアス(三陸ボランティアダイバーズ)のくまさんがおしゃっちで基調講演をされるということで行ってきました。
 沿岸広域振興局の環境学習推進事業「沿岸圏域環境学習交流フォーラム」というものらしく、「未来の海を耕す」という題名で講演されました。
 東日本大震災後に沿岸の海の瓦礫撤去活動からボランティアダイバーズ設立、その後の藻場再生活動と、膨大な写真と、小中学生への講義で発揮されているとても分かりやすい言葉での説明で、あらためて海を耕す、大槌でいう海の森を作っていくことについて学ぶ事ができました。
 その後は、振興局の事業の本旨で、支援している団体の活動報告と情報提供があり、パネルディスカッションへと続いていきました。
 沿岸広域振興局というポジションは、県の出先機関という立場で、末端自治体とも違い、自分たちで動かない限り、住民との結びつきがとても薄い行政なので、もう少し積極的に集客努力をしないとと思いました。

会場はほぼ関係者のみ
大槌での活動の話しもして下さったくまさん
パネルディスカッション
司会の内田さんと話すくまさん


おまけ


 弘前にある「登録有形文化財」「趣のある建物」「歴史的風致建造物」「景観重要建造物」になっている建物を利用したStarbucksCoffee。
 弘前を訪れたときにたまたま入り、その雰囲気がとても気に入っていて、7年ぶりに訪れることができました。朝から雪が舞い宿舎から1㎞ちょっとの道のりは大変でしたが、中に入るといにしえの世界に引き込まれるような感覚でいつもと違うものを注文し、モーニングしました。
 大槌にもこんな場所があってもいいなぁ・・・と思っていて。
 だれか一緒に考えないかなぁ。若者よ、だれか一緒に・・・w

外観から雰囲気あります
おなじみのロゴが
入口も雰囲気があります
いくつも認定が
映えってやつなのかな…
ソイラテでもこんな風にしてくれるんだ
ワッフル
カウンター


おまけのおまけ


宮古沖の日の出(日の出クルーズ)

以上

■ ふるさとチョイス(大槌町ふるさと納税サイト)■


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■ 大槌孫八郎商店HP ■


★大槌町観光交流協会HP★

おおつちにくるっぺし!!


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