アスカカンパニー株式会社:門脇氏 清水氏 インタビュー(取材日/2022.9.21)
● 入社に至った決め手
――数ある企業の中からアスカカンパニーを選んだ理由をお聞かせください。
門脇さん:私が就活していた当時、アスカカンパニーは従業員数80名程の会社でした。工学部出身でしたので、社長との面接でものづくりに携わりたい旨を伝えたのですが、その時、社長から意外なお言葉をいただいたんです。
「ウチには色んな業務に携われるチャンスがあるのに、開発だけだともったいなくないか?」。それを聞いてハッとしました。
大手企業で開発に従事しようとも考えていましたが、確かに、中小企業で色んなことを経験しながら、会社と共に成長する方が楽しいかもしれない。社長の一言が入社の理由です。
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清水さん:アスカカンパニーのインターンシップは他社に比べて印象的で、端的に言うなら“一目惚れ”でした。
というのも、インターンシップで拝見した人事担当者の方がとても楽しそうに自社のお話をされていたんです。自分もあんな風に楽しく前向きに生きてみたい、そう思いました。
それに皆さんとても親切で、言葉で表すのは難しいですが居心地がよかったんです。この会社なら自分らしく働けそうだと思い、入社を決めました。
● アスカカンパニーの魅力
――素敵なお話ありがとうございます。では、そんなお二人から見た御社の魅力とはなんでしょうか?
門脇さん:若手社員でも色んなことに挑戦出来る環境があることです。失敗したとしても、経験を活かし、次の挑戦に繋げることが出来れば大丈夫!
会社という組織に対し、保守的なイメージを持っている方もいるかもしれません。ですが、激しく変動する社会に追いつくためにも、弊社には常に良い方向に変わっていこうという意識があります。
会社も挑戦しているからこそ、社員にも同じように挑戦してほしい。そんな思いから、アスカカンパニーは社員の挑戦を応援しています。
また、私事ですが、20年前に3年程お休みをいただいたことがありました。というのも、趣味でやっていた音楽活動のデビューが決まり、ツアーが決定したから。そのことを社長に相談したところ「面白い、やってこい!」と快く休職を許可してくださりました。
仕事、プライベートに関わらず、社員の挑戦に対して背中を押してくれる経営者がいるのも弊社の大きな魅力です。
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清水さん:どれだけ制度が整っていたとしても、一緒に働く人の理解がなければ働きやすさには直結しないと思っています。
その点、弊社の社員は優しく親切な方ばかりなので、人間関係のストレスがないことが一番の魅力ですね。私のことだけではなく、東京で就職を控えている妹のことまで心配してくださるんですよ。(笑)
また、私は車で片道1時間かけて通勤しているのですが、会社がある加東市は年に数回雪が積もります。居住地域は滅多に降らないので耐性がなく、初めて雪道を走った時は大苦戦しました。
とにかく雪の日は通勤が大変で、そのことを人事担当者に相談したところ、なんと雪の日はテレワークをさせていただけることに!一人ひとりの悩みに合わせた柔軟な対応が本当に有り難かったです。
● 管理本部HRグループの仕事内容
――清水さんのお仕事内容をお伺いできますか?
清水さん:管理本部HRグループで採用(新卒/中途)・広報を担当しています。採用に関する業務は、採用サイトの応募状況チェックや就職イベントの準備など。広報に関する業務については、SNSへの投稿やホームページの管理などです。
また弊社は、手厚い子育てサポートしていることの証明「くるみんマーク」や、女性の活躍推進の状況などが優良であることの証明「えるぼしマーク」の認定企業でもあります。
申請して認定されたら終わりではなく、年に一度更新を行う必要がありますので、そちらについても私が担当しております。
● ワークライフバランス、働き方改革への取り組み
――ワークライフバランスや働き方改革に力を入れているとのことですが、具体的にはどのようなことをされているのでしょうか?
門脇さん:15年程前から有給を気兼ねなく取れる環境づくりに取り組んでおります。具体的には、休んだ人の仕事を別の人が代行できるように、通常業務に加えてサブの仕事を覚えて貰うようにしています。簡単に言うと“仕事のマルチタスク化”ですね。
一人ひとりの業務の幅が広がることで全員が効率化を求めるようになる。そうすると全体の業績が上がり、社員への還元にも繋がる。双方にメリットがあるだけではなく、社員の成長を促す取り組みでもあります。
また、兵庫県の中でも田舎に属する弊社は、将来どうしても人材確保が難しくなります。そこで注目したのが、子育て世代の女性達です。働きたくても時間的制約があり、パートや派遣の仕事に就くしかないと思っている方。そういった方を正社員として雇用出来るような改革を進めています。
画一的な勤務時間を設けるのではなく、個々の事情を汲んで働く時間を設定する。ただそうすると時間帯によっては業務にあたれる人数にばらつきが発生するので、そこは先程の仕事のマルチタスク化のお話に繋がります。従業員同士の助け合いで成り立っている制度ですね。
● 職業能力の開発・向上に関する制度
――御社がおこなっている研修や、自己啓発支援について教えていただけますか?
門脇さん:弊社は、新入社員教育・ビジネスマナー講習・QC活動研修といった研修制度を始め、資格取得費用の補助・通信教育受講費用の初回全額補助などの自己啓発支援にも力を入れています。
新入社員には働く意味を考える研修。中堅社員には人間形成に関わる研修。というような時期に合わせた研修をご用意しており、特に通信教育は、およそ200プログラムある中からお好きなものを選んで受講いただけます。
加えて、キャリア面談でその人が持つスキルや伸ばしたい技術を聞き、一人ひとりに合ったプログラムをご提案する等のサポートもおこなっています。
社員に丸投げするのではなく、スキルアップに繋がることを一緒に探しましょう、といったスタンスですね。
● 兵庫県の魅力、休日の過ごし方
――では、最後にお二人から見た兵庫県の魅力、また、休日の過ごし方について教えてください。
門脇さん:山に囲まれた自然豊かな場所で暮らしているのですが、やはり、美味しい空気を吸って生活できるのは大きいです。
都会の人からすると田舎に感じるかもしれませんが、いざ遊びに行こうと思えば神戸や大阪も遠くありませんし、日本海と瀬戸内海、両方の海に面しているのも魅力ですね。
交通の利便性は都会には負けますが、子供が出来たときや将来のことを考えると、ほどよく都会でほどよく田舎な兵庫県は長く住むのに丁度いい環境だと思います。
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清水さん:ありきたりですが、温泉地や観光地が多く、食べ物(特に海鮮料理)が美味しいところです。それに、就活で東京に行った際に経験した満員電車のことを考えると、人口数がほどよいのも魅力ですね。(笑)
あとは、都会に比べて人のあたたかみが感じられるところでしょうか?というのも、東京で就活をしていた頃に出会った人は、どこか事務的でサバサバしている方が多い印象でした。
帰省で兵庫に帰ってきて一番感じたのは、地元の人のあたたかさと安心感。個人の印象ですが、相手を気遣って付かず離れずの距離で接してくださる方が多いような気がします。
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