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僕と睡眠の話 Part.10

いよいよ睡眠の話も10回目となった。Twitter史に比べると5分の1と短いではあるが、10回続けば大作である。初回で決めた1記事1000文字が続いていても10回続けば1万文字。大学時代のレポートでさえ2000文字がほど遠く感じたのに、とても多いものだ。10回目になると節目でいいことを書きそうだがそんなことはない。早速本題に入っていこう。前回、世にも不思議なエアーベッド生活が始まった。災害時や来客用の簡易ベッドで眠る感覚は、まるで主食が宇宙食や保存食のような気分だ。その生活は、あまりにあっけない終わりを迎えた。今回はそこまで書けると幸いである。前回記事のリンクを貼って、早速書いていくことにしよう。

エアーベッドは便利だった


確かに便利だった。時期は10月ごろ。夏と冬の間で過ごしやすい時期。年中毛布で眠る私にとっては一番好きな時期である。その頃にエアーベッドは快適そのものだった。厚みのおかげで床から離れている分、底冷えの心配もない。恐らく衛生的にもマシなはずだ。そして便利な点がもう1つある。それは寝起きに壁に立てかけて部屋を広く使えることだ。どうしてもベッドがあると狭い部屋がさらに狭く感じてしまう。その点エアーベッドは縦に置くと場所を取らない。最終的にはロフトに上げてしまえばスペースが生まれる。とてもよかった。掃除にも便利である。毎回空気を抜けば畳めるのにとは思わなかった。その手間よりも上に投げる方が楽だったのだ。

空気が抜けるエアーベッド


そんなエアーベッド生活は、数ヶ月は終わりを迎えた。厳密に何ヶ月なのか調べたが出てこないのでここでは数ヶ月と決めておこう。ある夜、いつものように眠りについた。空気が入っていて問題はなさそうだと思いながら眠りの世界に落ち、夜ふと違和感で目が覚めた。目が覚めてあたりを見るといつもより視界が低い。そしてすぐに分かったのは空気が抜けて凹んでいることだ。寝る前は何もなかったのに抜けたのかと考えながら空気を入れると漏れている音がする。エアーベッドについに穴が空いたのである。ガムテープで補強しなんとか漏れは防いだと思ったが甘かった。深夜の暗い部屋の中にただ空気が漏れる音だけ響き渡ったのだ。安価なエアーベッドとは言え終わりは儚く、辛かった。思い出しただけでもあの音が頭の中に響き渡る。エアーベッド自体はその日のうちに畳まれてまたハンモック生活が再開された。

エアーベッド生活、完(まとめ)


エアーベッド生活は本当に快適だったが、やはり耐久性に難があった。ビニールの表面では弱すぎる。もし重く鋭利なものを落としたら割れてしまうのではないかとヒヤヒヤしながら過ごした物である。幸い、大きな穴が開くことはなかったとはいえ最後には穴が空いたのだ。防災面で数日寝るのには問題ないかもしれないが、1ヶ月以上毎日横になるのは厳しいということがわかった。エアーベッドの思い出をひとしきり書いたところで今回はここまで。次回は布団模索編となるだろうか。どんなことを書くか楽しみに考えながら今日のところは筆をおくことにしよう。

最後に(公開範囲とコメントに関して)

本記事の公開範囲は私のSNSを通して宣伝をしているが匿名でのもの、実名でのものの両方で公開をしている。これで黒歴史にはなるかもしれないが、いつかはこの2つの人格を融合し、使い分けようと考えているのでこの選択をした。その為、「〇〇の内面がこれだよ。」といういわゆる身バレは控えていただきたい。いつかはバレるだろうけど、その時までお互いの関係が上手く、調律が取れていることを祈る。問い合わせやコメント等に関しては本記事のコメントやクリエイターへの問い合わせ、またTwitterのDMにて随時受け付けている。

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