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デンマークと日本

先日、フォーカスグループなるものに参加してきました。

要は、個々の意見を交換し合う会みたいなものですが、今回はデンマークの学校でファッションを勉強しているデンマーク人の子のお家で、「デンマークと日本のファッションと文化」について話しました。みんなが日本とデンマークにどんな印象を持っているのか興味があった為、参加してきました。

今回は、Facebookのグループで集められた人たちなので、見ず知らずの4人が集まったわけですが、同じ興味・繋がりがあるからか、2時間以上ノンストップで話してきました。

メンバーは、主催者の大学生の女の子、19歳の高校卒業したての男の子、26歳のジャーナリストの女の子、と私。私以外は全員デンマーク人でしたが、日本に住んだことがあったり、日本のクオーターだったりと日本と縁のある人たち。

いろいろ話してきた中でも特に面白いと思ったことの一つは、デンマークの「サステイナビリティ(持続可能性)」と日本の「もったいない」。

デンマークでは賞味期限切れ・賞味期限ギリギリの商品を集めて売るサービスがあったり、ファッションブランドはリサイクルマテリアルを上手く取り入れていたり、再生可能エネルギーの先進国だったりと「サステイナビリティ」の考え方が様々な領域で浸透している国です。

一方で、私の日本のイメージは過剰包装だったり、プラスチックの袋やストローが多用されていたりと、「サステイナビリティ」の領域ではこれからいろいろと改善していかなきゃいけないのではと思っていました。

ただ、このトピックについて話していくうちに、日本にも「もったいない」という今あるものを無駄にしない文化はあるよね、という話になりました。

確かに、野菜の切れ端や、お肉や魚の骨などを無駄なく料理に取り入れたり、きれなくなった服を再活用したり、「サステイナビリティ」の考え方は昔から日本に根付いてるのかも。。。

今、「サステイナビリティ」や「持続可能性」という言葉をよく聞くようになりましたが、まだ馴染みのない方も多いかと思います。ただ、根本的には、日本人に馴染みのある「もったいない」の考え方と似てるのでは、と思います。

ストローやプラスチックの袋などコンビニで無料で貰えるものは、「もったいない」と感じにくいかもしれませんが、地球的な観点で考えると、資源とエネルギーを使って、1回しか使わないストローやプラスチックの袋を生産するのはもったいなくないですか?

いろんな考え方があると思いますが、「サステイナビリティ」を難しく考えず、エコバックをもったり、使いまわせる水筒を持ったり、ジップロックの代わりに洗って何度も使用できる容器を使ったりと、自分の周りの「もったいない」ものを減らしていく行動がもっと広まったらいいな、と思います!


自由に書いてたらファッションからかなり話はそれましたが、また今度この続きも書きたいと思います。

それでは、hej hej!

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