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もうだめ脱却記 転職編① 今のままではマズいと気付いて転職活動を始めた

私は転職活動をしたことで、人生が好転しました。

このnoteでは、今の会社にいては、自分の将来はないと私が気付いて転職活動に着手するまでのエピソードをご紹介します。

転職活動を始めたきっかけ

転職活動を始めたきっかけを一言で言うと、自分の将来が不安になったからでした。

今までは、上司の言うことを聞いて仕事をしていましたが、このまま仕事を続けて大丈夫なのか…? と疑問を覚えるようになったのです。

会社の体制が不安

まず不安だったのが、当時勤めていた会社の体制でした。

離職率が高く、入社した新人の数以上に社員が辞めていく状況で、部長職以上のベテランと新人ばかりの組織になっていました。

ベテラン社員も高齢化していて、あと5〜10年もすれば定年退職ラッシュがやってくるような年齢でした。

部長職ともなると、入社20年とか30年にもなる社歴の長いベテランであり、そんな社員が抜けた穴を残された社員で補うのは簡単ではありません。

社長の代わりがいないのが不安

また、勤めていた会社はワンマン経営の会社で、創業者社長の営業力で新規案件を獲得することで保っているような会社でした。

社長の年齢は、一般社員ならとっくに定年退職している年齢であるにもかかわらず、社長が交代するような話は一切ありませんでした。

一応、社長の息子が跡継ぎと目されていましたが、2代目社長が創業者社長にも劣らない経営手腕を発揮できるかどうか、やっぱりどうしても不安があります。

私はまだ20代の若い人間だったので、定年退職するまでには30年以上もあります。今の体制のままだと、将来的には会社が潰れそうだからあれもやれこれもやれと無理難題を押し付けられる「会社を存続させるための生贄」になることは明らかでした。

全く良い人生を送れていないのが不安

次に不安だったのが、上司の言うことを聞いて仕事ばかりやっていた私が、全く良い人生を送れていないことでした。

当時の労働環境はこの記事でも書きましたが、シンプルにひどい環境でした。上司ガチャで★1を引くとこうなるんだ、というのを身をもって体感しました。

あれからいろいろあって、★1の上司は担当を外れて違う人が上司になり、その上司のおかげで徐々に仕事が片付いてだんだん早く帰れるようになりました(自分比)。

時間的にも心理的にも少し余裕ができた状態で自分を振り返ってみると、周りの人たちは結婚したり出産したり起業したりと人生を前に進めているのに、私は仕事だけをして人生を前に進めることをしてこなかったことに気づきました。

私以外の社員を思い返してみても、結婚もせず趣味もやらずに朝から晩まで働き続ける、おじろくおばさ(※)のような人ばかりでした。

とにかく、今のまま働き続けるとマズいことになると思った私は、とりあえず他の仕事を探してみることにしました。

(※おじろくおばさ:長野県のとある村にあったとされる、長男以外の弟や妹が、結婚も交際も趣味もやらずにただただ家庭内の労働力として働くという風習。)

転職活動スタート

転職するのは生まれて初めてだったので、最初はとりあえずリクナビNEXTで求人を探していました。

ただ、求人が多すぎて自分でなかなか探すことができず、最終的には転職エージェントにお世話になりました。

今思い返せば、転職エージェントの面談に行ったあの日が、人生のターニングポイントでした。

転職エージェントの力を借りることで、私は転職活動を成功させ、人生を好転させることができたのです。



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