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よくわからない2022

今年も『よくわからない店』では、

頭にかぶると「尻」の刺繍がうしろに颯爽とあらわれる「頭隠して尻隠さず」な『おしりハット』をつくってみたり、

まさかの人気で新色の「ベージュ」も登場。

首にかけた瞬間、あかちゃんがしゃべりだす「よだれかけ」ならぬ『ことばかけ』をつくってみたり、

5歳から本気出す。
人生はじめました。
乳児も楽じゃない。

ブランク(空欄)をモチーフに「なにも語らないブランド」としてブランドならぬ『ブランクバッグ』をつくってみたり、

生成り
デニム

子どもたちが真っ白な布地につけたキズや汚れにタイトルを書きいれてそのまま飾れる『絵になるTシャツ』をつくってみたり、

カラーは汚れやすいホワイトのみ。
サイズも「90」「100」「110」「120」と盛大に汚してくれそうな年頃にあわせて。

前後に「ボー」と「ダー」がデザインされた『ボーダーすぎるTシャツ』をつくってみたり、

ホワイト(前)
ホワイト(後)
ブラック(前)
ブラック(後)

胸にブランド名ではなく「私」が刺繍された「ブランドより私」な『私のTシャツ』をつくってみたり、

ブラック
ベージュ

刻一刻と過ぎゆく時代の流れを痛感できる「時代」がまわる『時代時計』をつくってみたり、

時代が、
まわる。

いつもこちら側から見るだけだったキャンバスに逆襲される『絵に見られる』体験を味わってみたり、

だれかにずっとあちら側から覗かれている。

Amazonから届いた荷物を開封するときに出る「OPEN」の切れはしをそのまま捨てるのがなんだか忍びなくて『OPENすぎるOPENボード』をつくってみたり、

OPENすぎる。

なぜか店先の木にバナナを生やしてみたり、

「ああ、バナナか。……バナナ!?」と二度見する街ゆく人たち。

息子が3歳のときによく使っていた不思議な言葉たちをまとめたエッセイがはじめて出版されてお店にも並べてみたり、

3歳語辞典』(小学館集英社プロダクション)

オープン1周年記念に缶バッジならぬ『羹バッジ』をつくってみたり、

ベースカラーは伝統色の「羊羹色」に。

壁に『よくわからない言葉』たちを飾ってみたり、

なぜかドキッと。
きょうの占いが良からぬことをけしかけてくる。

毎日のようにチラシやらパンフレットやらパッケージやらとともにゴミ箱へ捨てられていく言葉たちをコラージュして俳句ならぬ『廃句』を詠んでみたり、

困ったときのタコ頼み。
静かに暮らさせて。

おかげさまで行列のできるお店になりました。

いつもお並びいただき誠にありがとうございます。

よくわかりませんが、来年もどうぞよろしくお願いします。

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