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デザイナーとアーティスト、根本が違うけれどどっちもやりたいなと再確認した話。

こんばんは、藤原です。
やっとこさこの毎日投稿にサムネイルをつけました。
何か名前をつけてみたいなと思って絵を描きながら考えていたのですが、ふと出てきたのが「ふじはらのよまいごと。」

本当に取るに足らないぼんやりとした、これを書いている本人すらたまに何を言いたいのかよく分からなくなる文章だし、わりと泣き言くさい人間だし。
見ている人に「ぶつくさ言ってないで頑張りなさいね」と尻を叩かれそうな文章ばっかりな気がするので、そのタイトルでいいかなと。
世迷言、というよりは夜に毎日眠り被りながらうわ言のようなことを書いている、という意味で「夜毎言」と表現した方がしっくりくるななんて思ったりもしますが。

それでは早速、今日の世迷言

さてさて、今日はと言いますと前職で知り合って今でも仲良くしてくれている先輩デザイナーさんと久々にお話をしていました。
技術面だけでなく、物事の捉え方や視点が他の人と違う方で、さまざまな面で尊敬をしている方。なのさんと言います。

同じく給料未払いを理由に前職をほぼ私と同時期に辞めた「なの」さん。
その後またデザイン系の会社に勤めようかとも考えていたらしいのですが、いろいろ考えたのち独立してフリーランスのデザイナーとして今年から活動を始めていました。(ここ数ヶ月でまた一段とお忙しくなった様子でした。)

今日も趣味のことや仕事のこと、情報交換などで4時間くらいお話をしていて、その中で今後の自分の活動について少しヒントを得られたのかなと思います。といっても、まだわからないことだらけではありますが……。

お話を聞く限り、なのさんはデザイナーとして現在ベンチャーの企業と提携しデザイン業務を委託されている様子で、今後は営業もかけながら継続案件を増やしていきたいといった様子。
自分はといえば、確かになのさんのように企業営業もかけたいなと思っているのですがそれはあくまで「デザイナー」としての自分の話だな、とぼんやり思いながらきいていました。

妖怪だなんだと自分の好きなものをテーマに作品を作って、それでうまく地元の何かと絡められたら……とふわっと思っていたこと、これはクリエイターとしての藤原の活動なのかな、と。

そして、デザイナーとしての藤原は、(当たり前ですが)自分の作りたいものというよりは、クライアントさんに寄り添ったものを作り課題解決のお手伝いがしたいと。

お金を得ることができるのは確かに後者なのですが、やはり今後ものを作っていく人間としてやっていく上で、収入にならなくても前者の方にも力を入れたいものです。
自分の活動はデザイナーなのか?アーティストなのか?アーティスト活動にしてはお金のことを考えすぎて行動が縛られてはいないか……?とずっと苦しんでいたのですが、昨日のクリエイターズエキシビションや今日のなのさんとのお話を通して、

クリエイターとしての藤原と、デザイナーとしての藤原を混同しなくてもいいのかもな!

……という、当たり前のことに今更気づいたのでした。

どうしても「ものをつくる、作品を形にする」という点ではデザイナーもアーティストも似たような部分が多々あるので混同しがちですが、そもそもアーティストは「自分の気持ちや思想、生き方」を作品にしているわけなのですから、「他人の要望を聞いて自分の技術をもとに問題解決につとめる」ようなデザイナー職とは根本的に違うわけで。
そりゃあ混同してしまったら訳がわからないことになるよなぁ。

それでも長年「デザイナー」としてやってきた自分は、アーティスト・クリエイターとしても「自分の気持ちより人の目線を気にしてしまっていた」ということに気づかないまま、この一年闇雲に突っ走っていただけなのでした。

いろんな人とのお話を通して自分を見直す機会が多い今日この頃。
デザインもアーティスト活動もどちらも好きな自分に気付き、どちらか一本に絞る必要はないということに気づき。
きっと忙しくて辛いことも多々出てくるんだろうなとは思っていますが、今後とも自分のやりたいことや楽しいなと思えることを、周りの助けを借りながら、時に程よく現実逃避をしながら頑張っていけたらな、と再確認できた今日一日でした。

それでは今日の世迷言はこの辺で。

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