嫌い、嫌い、好き｜サカナクションはいいぞ（1）

日テレのまなびウィークや、ソフトバンク5GのCMでよく聴くサカナクションの話。(どちらも新宝島だけど)
控えめに言って最高なアーティスト。
今回はわたしとサカナクション、前編。笑

出逢いは大学のとき。
きっと同世代の中では遅い方だと思う。

当時、気になる存在だった人が、カラオケで「バッハの旋律を」〜と歌い始め、わたしは『は？🙄』と思った。

意味のわからない歌詞、聴き取れない歌詞の曲なんて、ナンセンス！とか思っている年ごろ。
結局分かり合えず、件の人とも疎遠になった。笑

ただサカナクションとはそのあとすぐ再会することになる。
妻夫木くんの映画「ジャッジ」(2014)の主題歌「アイデンティティ」(実は2010年の楽曲)、
佐藤健／神木隆之介の映画「バクマン。」(2015)の主題歌「新宝島」。
どちらも今や代表曲だけど、当時の私はまだ『ハイでかっこいいが、何言ってっかわかんねぇな』とか思ってた。
バカヤロウ。よく聴け。

おい、心失くしたんか？と思うほどスルーし続けた私の耳（と目）を引き留めたのが、2016年10月のミュージックステーション。
なかなかテレビに出ないらしいサカナクションが「多分、風。」を披露した回。

シンセの効いた80年代サウンド。ギャルソンのロングシャツをたなびかせて歌う山口一郎。
おいおいおい、かっこいい！！！え！パニック！！！
久しぶりにサウンドで沸き立った曲だったと思う。

そう、本来わたしは歌詞よりメロを重視して聴くタチ。耳触りで好きな曲を判別する人なのだ。忘れてた。
歌詞だのなんだの、音楽は頭で聴くもんじゃない、素人は黙っとれ……(˘ω˘)

iTunesのマイミュージックに、なぜかサカナクションがたくさん入っていた。
そういえば、弟が曲のデータを入れてくれたんだっけ。ほな聴こ。

てなことで、サカナクションはすんなりとわたしの生活に入ってきた。

後編へ続く。(この話誰がおもしろいん？)