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母親は 女性になってはいけない?

わたしは声をあげて
泣いたことで

はっきりと
自分の望みがなんなのか
ようやく知ることができました。

そしてわたしは
今まで大人の仮面をかぶっていたのだろうな
と思いました。

お客様のために

家族のために

そして自分自身のために

仮面をかぶっていたのだなと
感じました。

仮面の中のわたしは
まだ10代のような
そんな感じがしました。

女性になりたい
ただただ
女性として生きたい

そんなシンプルな望みだったなんて

それがわたしの今の
一番の望みだったなんて

まったく氣づきもしなかった

でもこの望みは

とてもとても
人間として
大切な望みなのだと

あとから
さらにわかるようになるんです。

わたしは

そのシンプルな望みに
氣づくようになってから

とんでもないスピードで

いろんな欲がでてきました。

奇麗になりたい

そう強く思いました

そして

何年間も買いたくないと思っていた

スカートをたくさん買いました。

パンツを履きたくないと心の中から

沸き上がる感情に突き動かされて

買いました。

そして髪の毛を伸ばしたい

リボンを買いたい

小さな小ぶりのイヤリングを買いたい

次から次へと

欲求がとめどなく

あふれ出てきました。

今まで 服にそんなに興味もなかったし

カッコいい女性になりたかったから

大ぶりのイヤリングをつけて

パンツをはいて

ショートボブにして

ぱきっとした色使いの服を着て

肉体を鍛えるために

毎日ランニングして

そして

いつか男性のように

バリバリと

男性と肩を並べて

稼ぐのだと

そうやって数年間 生きてきました。

わたしは

男性を好きとかそういうのではなく

男性を うらやましい

思っていたのだと思います。

それは

自分の内側にある

女性というものを

否定して 否定して

うちのめして

生きていることと

同じだったのです。

わたしは

ずいぶん長い間

女性として生きることを

封印していたのだろうなと
思います。

特に母親になってからは

母親は 女になってはいけない

出産前に誰かが言っていた言葉を

強烈に覚えていました

わたしは

母親になってからも

女性でした

でも女であることを

捨てなければ

どうにもできないことだらけ

そして 女性であっては

ならないという出来事にも

遭遇して

わたしは

そこから

女性でありたいという

感情を閉じ込めた

それを思い出したのです。








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