九州大雨の被災者にマイクを突きつけるマスコミ

アニメソムリエのれいなです。今回はテレビで見た、九州大雨のニュースが少し気になったので記事にしてみました。

最初に、今回の記事はマスコミの行動を全否定するものではありません。何が正義か悪かではなく、私が嫌だなと思ったことを書いただけです。

今回のニュースだけではありませんが、災害が起こった直後に被災して、本当に辛い思いをされている方に「今どんな気持ちですか？」と問うのはどうなの？と思いました。

もちろん中には、自分の被害状況を知らせて少しでも災害のことに危機感を持って欲しいという素晴らしい方もいると思います。

しかし、ほとんどの人が被災したら意気消沈して、とても話せる状況では無いとでは？と思いました。

その中で何故、被害のあった地域の中継では涙ながらに被害状況を話す人がいるのでしょうか。

私はいつもそのような光景を見ると、カメラを向けてマイクを突きつけて無理矢理、話をさせているのではと思ってしまいます。

もちろん、これは私の想像で、本当はマスコミの取材努力でいつも自宅の状況や知人の安否について話す現地の人を頑張って見つけているだけかもしれません。

私はありがたいことに災害に遭ったことはありません。そのため、この話題は傍観者の立場でしか話せません。

テレビやネットでしか災害状況を知れない傍観者の私が１つだけ言いたいことがあります。

事件や事故、災害などで悲しんでいる被害者達を映して、こんなひどい状況なんですよアピールはやめて欲しい。

既にネットなどでひどい有様で辛い現場なのは分かっています。そのうえで、泣いて喋るのも辛そうな人達にマイクを向けるのはどうなのだろうと思います。

悲しみを伝えたい被害者も居るとは思いますが、近年のマスコミの不祥事のせいで無理矢理、喋らせているようにしか見えませんでした。

最後に、今回は無関係な自分がただただ毒を吐いた記事を書いてしまいました。

この記事を読んでいた、誠実なお仕事をしている報道関係の方や本当に被災地の状況を伝えたかった被災者の方には気分が悪くなる記事だったと思います。すみませんでした。

一刻も早く被害が収まり、被災した人達がこれまで通りとは行かなくても、元気な生活を送れるよう心から祈っています。