触れぬが陰謀論
なんかの記事で見たが、陰謀論とは人類に必要な機能らしい。
不安定になったアイデンティティを保てたり、同じ思想の共同体に所属できたりとか、なんか色々メリットがあるらしい。(もちろん社会との軋轢は広がるらしいが)
そんな陰謀論だが意外と身近な部分にある。
声優のオタクをしていた時は意味もなく「この声優は枕だ(そうに違いない)」みたいのは日常茶飯事だったし、アイドルのオタクをしていても干されただの不平等だのなんて話は日常茶飯事だ。
もちろんそこに根拠なんてない。ゴシップ性のためにやってるだけなのかもしれないが、不思議とそういうツイートは共同体を作る。
現状への不満が「そうに違いない」に形を変え、陰謀論として同じような不満を抱えたオタクを蝕んでいく。その波は止められないし、それが必要悪なら止める方法なんてないのかもしれない。
そんなことを考える2月の午後。
人は平和が好きじゃないのかもしれない。
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