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【エッセイ】買いたくなかった英和辞書

既に新学期もはじまっているだろうが…
書店へ行けば、まだまだ教科書・参考書コーナーが
賑やかな気がする。

個人的にはあまり関係ないのだが、
必ずと言っていいほどこのコーナーに立ち寄る。
季節関係なく…である。
(社会科関係の参考書が好きなのだ)

ある日、書店を歩いていると…
英和辞書のコーナーに来ていた。
そこで因縁の辞書を見つける…名前は伏せておこう。

この書き方からお分かりだと思うが…
自分はその辞書があまり好きではない。
もちろん、高校で勉強するには最適だったのだろう…
それは分かっているつもりだ。
けれども、未だに好きにはなれない。

辞書を引くことが大切なのは分かっているが、
学校へ辞書を持っていくのはかなり苦痛である。
まさか自宅用と学校用で別々に買うわけにもいかず…
持参する日々だったから、カバンは常に重かった。
(これに古語辞典等が加わると、さらに苦痛!)
今は電子辞書もあるから、学校でも使えるのだろうか?
であれば、環境も改善されたことだろう。

それに、根本的にデザインが嫌いだ。
おそらく賢いイメージを出そうとしてるのだろうが…
その辞書の黒表紙を見るたび、重々しく感じてしまう。

高校生になるまでは、別の英和辞書を使っていた。
内容は限られているが、デザインもよく、軽かった。
もちろん、高校では情報量不足なのは分かっていたが…
敢えてそれを使い込めばよかったと、今更ながら思ってしまった。

勉強は好き嫌いもあるだろうから…
せっかくなら好きなアイテムに囲まれて勉強したい。
そうすれば、少しは成績も上がったかな…
辞書を見て、そんなことを考えるのだった。

まぁ、でも…やる気の問題が1番大きいな。
そう思い返して、辞書コーナーを後にした。

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