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初めて占いに行ってきた

昨日、生まれて初めて、お金を払って占いをしてもらった。
忘れないうちに、レポを書いてみようと思う。


まず入店、普通のサロンのようで驚いた。
タブレットで先生が選べるようだ。
私は、初めてで先生にも詳しくないので、適当に選ばせて頂いた。
20分3000円コース。

スタッフの女性に個室に案内され、先生とご対面。
クールビューティーな女性の先生だった。
黒髪ロングで鋭い目と低めの声、その全てが絶妙にマッチして芸術のようだった。

まず、私の名前と生年月日を紙に記入し、お相手も記入する。
あいにくのところ私には「お相手」と呼べる人が居ないので、空欄のままお渡しした。

先生は、ペラペラと私を話に乗せることも無く、私の質問に答えてくれる形だった。
私はそれまで、占いなんて適当に言っとけば何かは当たるでしょというスタンスだった。
実際、そのような先生もいるのだろうが、私の先生は違った。
発する言葉全てにギグッ!とさせられたのだ。
もし、それが占いなんかではなく、人間観察による考察なのだとしても、天才だと思った。
そんな先生から言われた言葉たちを、羅列していこうと思う。



「あなたは、ひとつの場所に留まることができない訳では無いけれど、つまらないと感じたらすぐに環境を変える人」

「孤独を愛するタイプだから、会議が沢山あるようなチームワーク的な仕事よりも、文章を書いたり翻訳をしたりする仕事が向いてる。1人でできてなおかつ自分のペースでできるものがいい。翻訳をやればあなたの言葉の表現で心を打たれる人が沢山いるはず」

「結婚するなら強いひとがいい。あなたも現実主義ではあるけれど、どこか夢見がちでふわふわしている。そこの部分をしっかり掴んでくれる人がいい。1番は、お金の管理をしてくれる人。あなたはそういうのが苦手だから、色んなシステムを教えてくれる人がいい」

「恋愛するなら年下よりも年上がいい」

「26歳から人生が楽しくなるはず。あなたは元々、生きづらさを感じやすいタイプで今もそうだと思うけれど、ちゃんと未来は明るいから大丈夫」

「3年後に今までやってきたことが実るはず。あなたは色んなことにチャレンジするタイプで、それでもいいのか不安かもしれないけれど、将来的にその点と点が線になるから安心してそのまま進んでいいよ」

「今年も色んなことが実り始める時だよ。来年は恋愛の年だから色んなことがあるはず。特に、今まであなたは異性から見ると話しかけずらい存在だった。あなた自身はすごく繊細なんだけれども、傍から見るととても個が強く見えていた。元から華があるタイプだから、手が届かないと思われていた。それが今後は柔らかくなっていって、知り合いも沢山増えるよ」



覚えているだけ書き出してみた。
あああああ!やばいよ。
的はずれなことをひとつも言われなかったし、全てがど真ん中の直球だった。
それと、先生にはとても話せないような不安な悩みを抱えていて、話さなかったんだけれども、帰る間際に「すんごく大きな不安があるね。でも大丈夫だよ」って言われた。
怖い。
怖い!!!

占いが統計学だとするならば、その統計にはどんな法則があるのだろうか。
科学的にはなんの根拠もない法則なのだろうか。
世の中は私の知らないことばかりだ。

斜に構えてばかりではなく、何でもやってみるのはいい事だなと改めて思った。
まぁもちろん、斜に構えていないといつか壺を買わされるから、そこのとこはしっかりね。

先生の言うことを''信じる''なら、私は明るい人生を歩めるはずだから、せめて26歳までは生きてみようと思う。
実を言うと私は、27歳で死のうかな〜なんて思っていた。
なんか、そしたら特別になれる気がして。
27歳っていう数字にあやかりたかっただけなんだけどね。

もしかしたら占いは、人生に不安を抱えている人の拠り所なのかもしれない。
それが本当だろうと嘘だろうと、こうして未来が明るいかもしれないと希望を持てるのだから。
信じることを嫌いすぎていたら、大事なチャンスも逃してしまうかもしれないから。

少しは''信じる''をしてもいいのかなと思えたのだ。
人生観が少しだけ変わった出来事だった。


さて、明日は何をしようか。

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