こじつけのポジティブ

今日は胃の調子が悪いようだ。引っ越してからまだ部屋に足りないものがたくさんあるので、買い物ついでに外食することが多かったからだ。

体も疲れてるし、今日はコンビニでご飯を買って早く帰って家で食べよう、と思っていたのに、GUに今日発売のコラボ商品があるかどうか少し見に行くかと立ち寄った。
結局目当ての商品たちは完売だったのだが、おっいいのがあんじゃんと思ってズボンを二本と靴下二足を購入した。

まだまだ未完成の部屋にはハンガーが足りないから、今日も結局ショッピングモールに寄った。
お店になんだか大層咳き込んでいる人がいたので、お医者さんが風邪を引かないのは、15分おきに緑茶を飲んでいるからであるというたしかなのかは分からない豆知識を思い出す。
ならばわたしもそれに則り何か飲もうと思い、タピオカ屋の黒糖アールグレイミルクティーなる非常に魅力的なメニューが目に入り、アイスを注文し、牛乳と紅茶のカフェインによってまた胃を痛めた。全然緑茶じゃないし。

こんな感じで今日は早く帰るぞっていう簡単なことですら、もう片方の自分とでも言えばいいのか、そいつに引っ張られて叶えられないんだから、人生何でこうなったんだっけって思う数々のことも、もう片方の自分の意思で決めたことなんだろうね。
そいつも紛れもない自分なんだから、今まで選んできた選択肢から成る今の自分の人生もちゃんと認めてあげていいのかもしれない。

だって今日、家に早くは帰れなかったけど、新しい服もハンガーも買えて、地元にはなかったタピオカ屋さんでドキドキしながら慣れないおまじないみたいな注文を唱えて、いつもは器から直で飲んでたスープをスプーンで掬いながら、のんびりこれを書いてるんだもん。

そんなもんでいいんだよ。きっと。
そんなのがよかったんだよ。


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